KDDI、EV-DO Rev.Aを12月に開始──下り3.1Mbps/上り1.8Mbps

» 2006年08月22日 11時41分 公開
[後藤祥子,ITmedia]

 KDDIは、次世代通信インフラ「EV-DO Rev.A」を12月から提供すると発表した。EV-DO Rev.Aは、下り3.1Mbps/上り1.8Mbpsを実現する通信技術。パケット通信の遅延を制御するQoSも盛り込まれ、IPベースの双方向リアルタイム通信によるサービスも提供可能になる(2004年12月の記事参照)。

 KDDIではEV-DO Rev.Aの新サービスとしてVoIPを利用したテレビ電話サービスを開始。ほかにもVoIP音声通話やブログ、メールなどのサービスを拡張する予定としている。

 エリア展開は、2006年度末までに全国の政令指定都市をカバーするとし、2009年度中の全国展開を目指す。なお、サービスイン当初の対応端末数については明らかにしていない。

 次世代高速通信インフラの展開については、ドコモが今夏から(7月13日の記事参照)下り最大3.6Mbps、上り最大384KbpsのHSDPA(2月22日の記事参照)を開始。ボーダフォンも今秋から展開するとしている(5月10日の記事参照)。

コンテンツのマルチ配信システム「BCMCS」も導入

 KDDIはまた、コンテンツの一斉同時配信(マルチキャスト)を可能にする「BCMCS」を新たに導入する。BCMCSは、同一の無線チャンネルで多くのユーザーにコンテンツを一斉配信できるようにするシステム。コンテンツ配信時における周波数の利用効率とリアルタイム性が向上し、これまで以上の大容量コンテンツの配信が可能になるとしている。

 KDDIでは同システムを利用して、ニュースや映像コンテンツを拡充。新サービスの展開や既存コンテンツの拡張を予定している。なお、BCMCS対応のコンテンツは今後の新端末で利用できるといい、既存端末では利用できない。ただコンテンツの配信については、既存のEV-DO設備経由でサービスを提供できるため、9月から全国で利用できるようになる。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年10月27日 更新
  1. ダイソーで1100円の「USB Type-C to HDMIケーブル」でスマホの画面をテレビに映すとどうなる? 対応機種なら試してみる価値あり (2026年10月24日)
  2. 「Galaxy Z Fold8」「iPhone Duo」を“メイン端末”として使う上での課題 縦型コンテンツの最適化をどう進める? (2026年10月26日)
  3. 「iPhone Duo」画面不具合の報告がSNSで話題 店頭デモ機の過酷な使用環境が起因か (2026年10月26日)
  4. 「Androidのマイナンバーカード」がスタートするもフル機能対応機種が少ない件 ポイントは「StrongBox」という仕組み (2026年10月24日)
  5. 「iPhone Duo」はLINEもポケモンGOも“黒い”余白だらけ? 日本の定番アプリは未対応が多く (2026年10月23日)
  6. KDDI、子会社モビコムのモンゴルでの火災について事実関係を公表 「法令違反行為を行っていない」 (2026年10月24日)
  7. 20〜30代限定の「ダイナースクラブ ゴールド」登場 スタバやスマホで10倍還元、「食べログプレミアム」が実質無料 (2026年10月26日)
  8. きょう発売の「iPhone Duo」、Apple 表参道でゲットしてきた 早速開封レポート (2026年10月23日)
  9. 進化した「Siri AI」で感じた、iPhoneの操作を一変させる実力 「AI出遅れ」の汚名返上なるか (2026年10月24日)
  10. iFixitが「iPhone Duo」を分解 折りたたみスマホで最も修理しやすいが内側画面の修理に課題 (2026年10月26日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー