au、全国9地域すべてで顧客満足度第1位──J.D. パワー アジア・パシフィック

» 2006年11月09日 22時38分 公開
[ITmedia]

 J.D. パワー アジア・パシフィックは11月9日、2006年日本携帯電話サービス顧客満足度調査の結果を発表した。

 毎年1回、全国の携帯電話の個人利用者を対象に、携帯電話サービスの満足度を調査しているもので、今回で8回目となる。沖縄県をのぞく全国9地域に分けて、8月に調査を実施した。回答数は7500人。

 地域別の総合満足度ランキングでは、9地域のすべてにおいてauが第1位を獲得した。2004年以降、auは過半数の地域で首位に立っていたが、9地域すべてで他社を上回ったのは初めてとなる。昨年同様「通信品質・エリア」に対する評価が高く、音楽関連機能やワンセグなど消費者の興味や関心が高いサービスで、他社に先行したことが高い評価に結びついたと予想される。

photo 総合満足度を構成するファクター
※各パーセント値は端数処理されているため、合計が100にならないことがあります。

 NTTドコモは9地域のすべてで第2位となった。「顧客対応力」ではauに次ぐ高い評価を得ている。また、これまでは比較的低かった「各種費用」に対する満足度も、他社との差を縮めつつある。特に1年以内の加入者からは、au、ボーダフォン(※調査はブランド変更直前に実施。現ソフトバンクモバイル)と比較して遜色ない評価を得ているという。

 全地域で第3位となったボーダフォンは、「各種費用」の満足度が高かったものの、「通信品質・エリア」と「企業イメージ」では、上位2社との差が開く傾向が見られた。ブランド変更前の調査ということで、現状での認識とは異なる可能性もあるが、3Gインフラの整備の遅れなどが、顧客満足度にマイナスの影響を及ぼしたものと推測されている。

photo

 なお、同調査の回答者のうち、電話機購入後1年以内のユーザー3187人に絞って、携帯電話機メーカーに対する満足度の調査も実施している。主要電話機メーカー11社を対象とした総合顧客満足度ランキングでは、カシオが昨年に続き2年連続で第1位となった。特に、「バッテリー」「基本操作性」「メール」「カメラ」という4つのファクターで、最も高い評価を獲得している。

 第2位は三菱電機で、昨年の第6位から大きく躍進。「デザイン・サイズ」と「ディスプレイ」というファクターで、カシオを上回っている。スライド開閉式や大型液晶搭載といった独自性が、それらを好む層のユーザーから高い評価を受けた結果だ。

 第3位は音楽関連機能に特色を持つソニー・エリクソン、第4位はワンセグ機能にいち早く取り組んだ日立となり、上位にランクしたメーカーはいずれも、他社との差異性を具現化したメーカーであると分析している。

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