“ほぼ全部入り”のハイスペック携帯。それならカメラの出来はどう?──「W52T」荻窪圭の携帯カメラでこう遊べ(1/4 ページ)

» 2007年03月13日 19時37分 公開
[荻窪圭,ITmedia]
photo 東芝製のWIN端末「W52T」(パープル)。このほかブラックとカッパー色を用意する。ワイドVGA表示対応の大画面液晶ディスプレイを搭載。写真再生時の表示は大変細かく、非常にきれい

 それにしてもとうとうワイドVGAである。

 東芝製のハイエンド端末「W52T」は、ワイドVGA(800×480ピクセル)表示対応の3インチワイド液晶ディスプレイの採用が大きな特徴だ。これだけ細かいと、画像データもさすがにきれいに表示される。だからこそカメラの性能もそれに伴っていないと……逆にアラが目立ってしまうこともある。

 そのようなわけで今回は、ディスプレイの鮮やかさを引き出すような絵が撮れるカメラ性能を持っているのか──を軸にチェックしていくことにしよう。

 今まで東芝製端末のカメラ機能は、画素数などのスペックは高いが、写りとなると……ちょっと不安定なところがあり、いわゆる“高画質カメラグループ”に属する端末と比べると一歩遅れを取っていると評価していた(連載バックナンバー参照)。では今回のW52Tはどうだろうか。

 W52Tは、有効324万画素+AF+手ブレ軽減機能付きのカメラを搭載する。カメラは右側面の[シャッター]キーの長押しにより、2秒ほどで起動。なかなか機敏だ。また、ワイドVGA表示に対応する3インチのディスプレイはやはり大きく精細で、屋外でもなかなか見やすい。これも大変いい。

 では、あとは撮るだけだ。

 撮影モードには、“ケータイモード”と“PCモード”が用意されている。前者は縦位置で、後者は横位置で写真が記録されると思えばいい。ケータイからブログやオンラインアルバムなどへ写真を送信し、PCやWeb用途に活用するという場合、写真がそもそもどちらの向きになっているかも、最近はけっこう重要だ。例えばmixiなどでも、90度傾いた、携帯で撮ったと思われる写真付きの記事をよくみかけるし。

photo “PCモード”にすると、メニュー表示も横向きになる
photophoto 側面に半押し対応の[シャッター]キーを搭載。スライドボディなので横向きの撮影も容易だ(左)。裏面にレンズと撮影補助用ライトを実装。ディンプル加工された裏面と左右のステレオスピーカーにより、昔のラジカセを思い出させるデザインがちょっと面白い。カメラは有効324万画素CMOSのAF付きとなっている(右)
photo 本体左側面にmicroSDカードスロットを搭載。2Gバイトまでのメディアが使える。なお、本体には標準で1Gバイトのメモリを内蔵する。外部メモリカードなしでもすぐ使えるのがいい

 ケータイモードは120×160ピクセル(フォトメール用)/240×320ピクセル(壁紙サイズ)/480×800ピクセル(ワイド壁紙サイズ)の3種類、PCモードは640×480ピクセル(VGA)/1280×960ピクセル(SXGA)/1600×1200ピクセル(UXGA)/2048×1232ピクセル(ワイド)/2048×1536ピクセル(QXGA)の写真が撮れる。ケータイモードのワイド壁紙サイズとPCモードのVGAサイズでサイズの逆転現象が起きてるが、こちらはシーンによって上手に使い分ければいい。

 なお、本体に別途microSDカードを入れた場合は、自動的にケータイモードは本体内蔵メモリに、PCモードはmicroSDカードに保存されるようになる。ちなみに本体内蔵メモリも容量が1Gバイトもあるので、よほど高画質で撮りまくったり、あるいは長時間の動画撮影や音楽データの保存などを同時に行わない限り、内蔵メモリだけでこと足りるかもとも思う。

 では、最高画質のモードとなる2048×1536ピクセル/フォト画質:FINEで撮った作例を見ていこう。

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