F904iは、文字入力における変換候補表示に画面のほぼ半分を割くレイアウトを採用。ワイドディスプレイと相まって、初期設定時で9行分もの候補が表示される。
だいたい1行には3〜5候補ほどは表示されるので、候補表示数はかなり多い。読み予測の変換機能を有効に利用したいユーザーには特に魅力だ。
富士通製のFOMA端末における特徴的な機能の1つとして、待受画面にさまざまな情報を表示できる「待受画面カスタマイズ」がある。この機能はF904iもしっかりと継承されている。
表示できる情報はF903iから変わらないが、ワイドディスプレイを採用したことで、均等に表示エリアを4分割した場合も1エリアに4行もの表示が可能になった。半分を1つをエリアに、残りを4分割する“5分割表示モードも、4分割したエリアに2行ずつ表示できる。旧モデルと比べると情報量も多く、ぐっと実用性が増した印象だ。
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