NTTドコモは5月28日、グエナエル・ニコラ氏がデザインしたLG電子製の国際ローミング対応端末「SIMPURE L2」を発表した。発売は2007年6月から7月を予定している。
SIMPURE L2は、基本的な機能のみを求めるシンプル志向のユーザー向けに開発されたSIMPUREシリーズの最新端末で、LG電子製のFOMA端末としては3代目のモデルとなる。美しさと使いやすさが融合した“Curve & Square”デザインをテーマとしており、ボディ形状はスライド型を採用した。
グエナエル・ニコラ氏は、ユニクロの「ブラックショップ」や任天堂の「ゲームボーイアドバンス」、三洋電機の液晶テレビ「CAPUJO」、カネボウ「YUSUI」のパッケージデザインなども手がけたフランス生まれのデザイナー。建築、インテリアからプロダクト、パッケージ、グラフィックデザインまでさまざまなジャンルで幅広く活躍している。
SIMPURE L2の主な特徴は、「WORLD WING(3G+GSM)」に対応しており、151の国と地域で子音声通話とSMSが利用可能なほか、101の国と地域でiモードメールが利用できること。また海外から日本へスムーズに電話がかけられる「国際ダイヤルアシスト」機能や待受画面に日本と任意の都市の時刻を表示できる「デュアルクロック」、世界地図を表示し世界58都市の日時が確認できる「世界時計」、通貨の換算などに利用できる「単位変換ツール」なども用意する。
ちなみに本機種は「L602i」という型番で3月13日にJATEの認定を取得していた。
SIMPURE L2の主な仕様は以下の通り。
機種名 | SIMPURE L2 |
---|---|
サイズ(幅×高さ×厚さ) | 48×98×17.6ミリ |
重さ | 約110グラム |
連続通話時間 | 約140分(W-CDMA)、約200分(GSM)※静止時 |
連続待受時間 | 約350時間(W-CDMA)、約260時間(GSM)※静止時 約200時間(W-CDMA)※移動時 |
メインディスプレイ | 約2.2インチ(176×220ピクセル)26万2144色TFT液晶 |
サブディスプレイ | ─ |
アウトカメラ | 有効約130万画素CMOS |
インカメラ | 有効約32万画素CMOS |
外部メモリ | ─ |
カラーバリエーション | Royal Black、Silky White、Noble Gold |
なおドコモは7月3日から8日までの間、東京ミッドタウンで開催される、デザイン関連のイベント「東京デザイナーズウィーク」とLG電子ジャパン株式のコラボレーションイベント「Touch & Love DESIGN」で、SIMPURE L2の展示およびタッチ&トライを行う。
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