携帯販売台数、前年比24%増で好調推移──GfK調べ

» 2007年06月27日 19時43分 公開
[岩城俊介,ITmedia]

 ジーエフケー マーケティングサービスジャパン(GfK Japan)は6月27日、2007年5月から6月にかけて発売した携帯夏商戦モデルに関する販売動向速報を公表した。

 同社によると、2007年1月から5月までの対前年度比が台数ベースで20%増、夏モデル発売後はこれを上回る同24%増の結果になっており、2007年前半の携帯電話市場全体は好調に推移。2006年の夏モデル時期も対前年度比で10%増だった結果もふまえ、携帯各社がさまざまな対策を講じた結果、新生活シーズンの3、4月だけでなく、夏商戦期も全体市場の拡大に影響していると分析する。

 6月に主力の「904i」シリーズを投入したドコモは、昨年の夏モデル「902iS」シリーズと比較した販売ペースを上回った。これは、2006年冬モデルの「903i」シリーズの出足と比べても同様で、滑り出しは順調。番号ポータビリティ制度の開始以降、単月の純増数に比例して販売数シェアも大きく減った同社だが、夏商戦で番号ポータビリティ開始以前と同等の、シェア53%まで回復した。

photo ドコモ各シリーズ、初期販売動向の比較
販売台数シェア MNP開始前3カ月(13週間)
(2006年7月24日〜10月22日)
MNP開始後3か月間(13週間)
(2006年10月23日〜2007年1月21日)
夏モデル発売後
(2007年5月14日〜6月24日)
NTTドコモ 52% 48% 53%
au 32% 31% 27%
ソフトバンクモバイル 16% 21% 20%

 対してauも、夏モデル全15機種のうち発売した数こそはまだ少ないものの、2006年の夏モデルとほぼ変わらないペースで進捗し、好調。しかしトータルの販売台数は、昨年が前年同期比24%増でだったのに対し、今年は同10%増に留まっている。「EXILIMケータイ W53CA」や「ウォークマンケータイ W52S」、「W52CA」と「W53SA」の防水ワンセグシリーズなど、今後登場する端末の動向にもよるが、伸び率が鈍化しはじめているのが不安要素の1つとしている。

photo auの各シリーズ、初期販売動向の比較

 ソフトバンクモバイルは、ワンセグ搭載の「912SH」を6月に投入したが、そのほかの注目モデルの多くは7月以降に発売する。

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