では恒例の、黄色い象のすべり台から作例をチェックしていこう。
シャープ端末らしいきれいな絵だ。レンズはややワイド気味で、ディテールもけっこうしっかり出ている。先日チェックしたドコモの「SH904i」と写りの傾向は似ている(カメラレビュー参照)。
続いて縦位置を。この状態でディスプレイを回転して横向きにすると、自動的に800×480ピクセルのサイズになる。中央部を横長に切り出しているのが分かるだろうか。感覚としてはデジタルズームしたみたいな感じかな。
この仕様は、望遠系でさっと撮りたいときに便利かもしれない。800×480ピクセルでデジタルズームをかけるとこのくらいは撮れる。
なお、そのままだと明るく撮れすぎてしまう傾向もみられた。そのため、−2の明るさ補正をかけて撮っている。
次はあずまや。
中央部が暗いせいもあり、派手に露出オーバーになってしまった。いくらなんでもこれはオーバー過ぎかと。中央にある暗部(あずまやと緑)を明るく撮ろうとしたのだと思われるが、以前のモデルではここまで極端なことはなかった。自動露出のプログラムをどこか変更したのだろうか。
では青空の作例を。
この2つは同じ位置からの青空撮影だが、1枚目で露出オーバー傾向が出たため、2枚目は煙突が中心になるよう上を向けて撮っている。ここまで違う(笑)。まあ、撮影レスポンスが速くなったので、1枚撮って明るすぎると思ったら、明るさを−1にして撮り直す習慣をつけるといいかもしれない。
屋外編の最後はマクロ写真を3枚。
猫の作例は屋外ながら日陰でやや暗い場所だったが、思ったよりしっかり撮れていた。これは感心。
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