ぱぱっとすすっと、カメラで“遊べる”防水ケータイ──「W53SA」荻窪圭の携帯カメラでこう遊べ(2/3 ページ)

» 2007年07月31日 18時09分 公開
[荻窪圭,ITmedia]

 画質を見てみよう。今回は試用期間と天候の関係で、晴天下で試せなかった。全体にどんよりしていることはご勘弁願いたい。いつもの黄色い象のすべり台とあずまやから。

シャッタースピード:Exif情報なし、F2.8、ISO:不明、EV:1.0、WB:オート、撮影モード:オート、シーン:標準、被写体との距離範囲:不明、自動露出測光モード:平均測光 黄色い象のすべり台
シャッタースピード:Exif情報なし、F2.8、ISO:不明、EV:1.0、WB:オート、撮影モード:オート、シーン:標準、被写体との距離範囲:不明、自動露出測光モード:平均測光 あずまや

 曇天下とはいえ、かなり色が地味。特にやや暗い緑色が出ておらず、ちょっと前のCMOSセンサーの写り……という感じある。最新モデルとしてはもう少しがんばってほしかった。

シャッタースピード:Exif情報なし、F2.8、ISO:不明、EV:1.0、WB:オート、撮影モード:オート、シーン:標準、被写体との距離範囲:不明、自動露出測光モード:平均測光 海辺

 これは見ての通り、海辺で撮った。天候も薄曇りだったが、色や明るさもかなりくすんでしまった。残念。

 人物写真を2枚。どちらもシーンモードの“ポートレート”で撮影した。

シャッタースピード:Exif情報なし、F2.8、ISO:不明、EV:1.0、WB:オート、撮影モード:オート、シーン:ポートレート、被写体との距離範囲:不明、自動露出測光モード:平均測光シャッタースピード:Exif情報なし、F2.8、ISO:不明、EV:1.0、WB:オート、撮影モード:オート、シーン:ポートレート、被写体との距離範囲:不明、自動露出測光モード:平均測光 ポートレート

 2枚で顔の写りの色味が違うのは、撮影場所の違いによるものだ。1枚目は緑に囲まれた温室のような場所で撮ったもので、2枚目は曇天下の屋外。どちらもピントは少し後ろに合ってしまった。

 続いてマクロ作例を。といっても“マクロモード”は備わらないので単なる近距離で撮影したものだ。

シャッタースピード:Exif情報なし、F2.8、ISO:不明、EV:1.0、WB:オート、撮影モード:オート、シーン:標準、被写体との距離範囲:不明、自動露出測光モード:平均測光 マクロ撮影

 曇天下ということもあるだろうが、こちらもやや色がくすみ気味な感じか。

シャッタースピード:Exif情報なし、F2.8、ISO:不明、EV:1.0、WB:オート、撮影モード:オート、シーン:標準、被写体との距離範囲:不明、自動露出測光モード:平均測光 あずまやにいた猫

 この作例では、しっかり手前の猫にピントが合ってくれた。ただ、あずまやの下という暗い場所だったために自動的に増感され、ノイズが多めになっている。

 次は室内。蛍光灯下、白熱灯下と続けて撮ってみる。

シャッタースピード:Exif情報なし、F2.8、ISO:不明、EV:1.0、WB:オート、撮影モード:オート、シーン:標準、被写体との距離範囲:不明、自動露出測光モード:平均測光 蛍光灯下
シャッタースピード:Exif情報なし、F2.8、ISO:不明、EV:1.0、WB:オート、撮影モード:オート、シーン:標準、被写体との距離範囲:不明、自動露出測光モード:平均測光シャッタースピード:Exif情報なし、F2.8、ISO:不明、EV:1.0、WB:オート、撮影モード:オート、シーン:標準、被写体との距離範囲:不明、自動露出測光モード:平均測光、フラッシュ:強制発光・リターン検出 白熱灯化(左)、白熱灯+撮影補助用ライト点灯(右)

 若干ピント合わせに不安があるのと周縁部の画質低下が目立つが、室内では色もバランスよく出た。

ちなみに、特殊効果の「ポスター」モードで撮ると、こんな風に派手になる。

シャッタースピード:Exif情報なし、F2.8、ISO:不明、EV:1.0、WB:オート、撮影モード:オート、シーン:標準、被写体との距離範囲:不明、自動露出測光モード:平均測光 ポスター効果

 最後は室内のマクロ。

シャッタースピード:Exif情報なし、F2.8、ISO:不明、EV:1.0、WB:オート、撮影モード:オート、シーン:標準、被写体との距離範囲:不明、自動露出測光モード:平均測光 室内のマクロ撮影

 けっこう近くまで寄れる。室内で子どもやペットなどに近づいて撮る機会も多いだろうが、ピントの合う範囲をそれほど気にせずに使えるのはメリットの1つだ。

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