ディスプレイを表にして折りたたんだ状態でどんな操作ができるか──「W52SA」「W52SA」の“ここ”が知りたい(1)

» 2007年08月23日 15時57分 公開
[坪山博貴,ITmedia]

質問:ディスプレイを表にして折りたたんだ状態で何ができるか

 ディスプレイを表にして折りたためる回転2軸ボディを採用した「W52SA」。この状態で、どんな操作ができるかという質問が寄せられた。

 W52SAの右側面にはサイドクリア、サイドカーソル(上下左右)、決定キーの機能を兼ねるシャッターといったキーが並ぶ。シャッターキーを押すと、操作しやすいよう項目が縦に並んだ専用メニューが表示され、機能を呼び出せる。マナーモードのオン/オフがダイヤルキー部のクリアキーに割り当てられているので、マナーモードのオン/オフは、この専用メニューからも行える。

 右側面のキーはランチャー機能も兼ねており、上下左右キーの長押しにはカメラ、テレビ(au Media Tuner)の起動、ライト点灯(押している間のみ)、Felicaロックのクイック解除が割り当てられ、サイドクリアキーを押すと「ボイス/メモ」メニューを呼び出せる。

Photo 右側面には6つのキーを装備。ランチャー機能も兼ねる
Photo 専用メニュー。ディスプレイを表にして折りたたんだ状態で利用できる機能を、縦一列にすることで操作をしやすくしている

 なお、閉じた状態で通話は行えず、着信時にも閉じた状態では通話の開始操作はでない。ただ、サイドクリアキーの長押しで簡易留守メモを起動できる。ディスプレイが表に出ている時のみ着信時に電話番号や登録名を表示しないようにする機能はないが、着信表示をオフに設定しても特定のキー(アプリキー、シャッターキー)を押すことで電話番号や登録名を表示することは可能だ。

Photo 着信時の電話番号やアドレス帳登録名の表示/非表示は当然設定できるが「ディスプレイを表にした時」「サブディスプレイには」といった個別の設定はできない(左)。非表示に設定しても、右側面のシャッターキーを押すことで電話番号や登録名などを表示できる(右)

質問:ディスプレイを表で閉じた時に何か連動できる機能はあるか

Photo 2種類の自動起動は「EZテレビ」のメニュー内で設定できる。充電台との連動ではなく充電との連動となる

 W52SAでは、ディスプレイを表にして閉じると同時に「au Media Tuner」(ワンセグ)が起動するよう設定できる。ワンセグは前回視聴していたチャンネルのまま起動する仕様。もちろんこの機能はオン/オフ設定が可能だ。

 また関連機能としてはディスプレイを表にして折りたたんだ場合のみ、充電開始時に「au Media Tuner」を起動する機能もある。ディスプレイを表にして卓上ホルダーにセットすると自動でワンセグが起動し、面倒な操作を行うことなく充電しながらワンセグを楽しめる。

質問:カメラやワンセグをワンボタンで起動できるか

 W52SAには、カメラやワンセグアイコンの付いたキーが見あたらないが、右側面キーのランチャー機能がディスプレイを表にして折りたたんだ状態でも有効になるため、ワンボタンでの起動が可能だ。サイドカーソルキー上の長押しでカメラ、サイドカーソルキー下の長押しでテレビ(au Media Tuner)を起動できる。なお、この2つのランチャー機能はディスプレイを裏にして折りたたんだ状態では無効になる。

質問:背面液晶に表示される情報は

 W52SAの背面ディスプレイは、1行表示のコンパクトなものだが、日時の表示以外に音声着信、メール着信時の相手先のアドレス帳登録名(登録のない場合は電話番号、メールアドレス)が表示される。ほかにもサイドカーソルキー上を押すとEZニュースフラッシュのヘッドライン、サイドカーソルキー下を押すと新着情報(不在着信件数、新着メール件数など)を確認できる。液晶はモノクロながらTFTを採用しており、視認性は悪くない。

Photo 背面ディスプレイはコンパクトで1行表示だが様々な情報を表示が可能。ニュースのヘッドラインなど文字数が多い場合はマーキー表示される


Photo モノクロ液晶だがTFTなのでこのように視野角は広い

 なお、背面液晶のバックライトは、常時点灯に非対応。バックライトの点灯時間はディスプレイを閉じた場合、サイドキーを操作した場合のいずれも最大10秒となっている。バックライトが消灯しても、明るい場所なら内容を充分読みとれる。

Photo バックライトなしでも明るい場所なら表示内容を確認できる。バックライトは常時点灯にはできないが、液晶の常時表示設定は可能

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