「口の中で溶けた飴」のような──2003年にヒットした「INFOBAR」が約4年の時を経て、新たに「INFOBAR 2」に進化した。au design projectの第7弾モデルとして登場する。
このINFOBAR 2は、2006年10月に公開されたプロトタイプからほぼ変わらないデザインで量産化できたことに、まず驚かされる。「四角い飴が口の中で溶けて、丸みを帯び始めたかのようなかたち」と、デザインを手がけた深澤直人氏はINFOBAR 2のデザインコンセプトをこう表現する。
au design projectの第6弾モデルとして2007年3月に発売した「MEDIA SKIN」も、有機ELディスプレイ、ワンセグ、おサイフケータイなど昨今、携帯に望まれる機能をしっかり搭載しながらデザインコンセプトの魅力も損なわないフォルムが特徴だったが、INFOBAR 2も最近のau design project端末に準じる“高機能さ”を継承。ワンセグ、2.6インチの有機ELディスプレイ(ワイドQVGA)、EZ FeliCa、オープンアプリプレーヤー、有効197万画素AFカメラ、そしてデザイン──“ほぼ全部入り”といえる特徴を持つ。
ボディカラーは“溶けかけた飴”をイメージする「SILVER」、表面にシボ加工(MEDIA SKINの表面のような少しざらっとする感触のつや消し塗装)を施した「MIDORI」、INFOBARの特徴的なカラーを引き継いだ紅白の模様の「NISHIKIGOI」、温かみのあるシックなタイルパターンを施した「WARM GRAY」の4色を用意する。“MIDORI”のみつや消し、そのほかはダイヤルキー面、裏面ともにつややかな塗装が施される。
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