4Gの周波数割り当て、日本は3.4GHzから3.6GHzに

» 2007年11月22日 20時37分 公開
[ITmedia]

 総務省は11月22日、スイスのジュネーブで開催されたITU 2007年世界無線通信会議(WRC-07)の結果を受け、日本で3Gと4G向けに新たに割り当てる周波数帯に関する考えを明らかにした。WRC-07には164か国の約2800人が参加し、日本は総務省関係者をはじめ、電気通信事業や放送事業などに携わる約80人が代表団を結成して参加した。

 議題の1つである3G、4Gで利用する新たな周波数については、(1)3.4GHzから3.6GHzの200MHz幅(2)2.3GHzから2.4GHzの100MHz幅(3)698MHzから806MHzの108MHz幅(4)450MHzから470MHzの20MHz幅 の合計428MHz幅が確保され、各国が使用したい周波数を選ぶことに決まった。

 3.4GHz帯については、世界の100カ国以上がこの帯域を移動通信システムに使用すると表明しており、日本でも総務省が3.4GHzから3.6GHzの200MHz幅と、698MHzから806MHzの108MHz幅の一部を中心に3Gと4Gの利用帯域として推す考えを示した。

 総務省では4G向けに帯域が確保されたことから、今後、国際的な標準化活動が本格化するとし、情報通信審議会で審議している標準化活動を強化する考え。4Gの通信システムの標準化を行うITUの研究委員会(SG5)の議長には、NTTドコモの無線標準化推進室長を務める橋本明氏が就任しており、標準化の動向が注目される。

 4Gは、高速移動時100Mbps、低速移動時1Gbpsレベルの通信速度の実現を目指す次世代通信規格。標準化の作業は、2008年2月以降に各国からのインタフェース提案を受け付け、提案の内容に関する評価が開始される見込み。

関連キーワード

総務省 | ITU | 情報通信審議会 | 次世代


Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年10月01日 更新
  1. 免許証画像が漏れると何が“ヤバい”のか タイムズカーで最大約660万件の個人情報漏えいで考えられる「3つのリスク」 (2026年09月29日)
  2. 「iPhoneのアプリが起動しない」報告相次ぐ 端末再起動やアプリ削除で解決しない理由 (2026年09月29日)
  3. KDDI、楽天モバイルへのローミング状況を公開 9月末から大幅減 10月から新たな枠組み (2026年09月30日)
  4. 「iOS 27.0.1」配信開始、iPhone 18 ProのFace IDやカメラの不具合を解消 「iOS 26.7.1」も (2026年09月29日)
  5. Nothingは経営危機なのか 黒住氏は日本撤退を否定、値上げは「モデルチェンジのタイミング」で (2026年09月29日)
  6. JR東日本「分かりにくい」新幹線券売機を改善へ なぜ、スマホではなく「駅での最短1分購入」を実現? (2026年07月04日)
  7. 「iPhone 17e」と「iPhone 17」どちらが買いか? 2機種を使い込んで分かった“スペック表にない違い” (2026年04月29日)
  8. ドコモが「iPhone 17e」「iPhone 16」を値上げ 17e(256GB)と16(128GB)は残価も増額 (2026年09月30日)
  9. 20万円超のXperiaを「買い」に変えた3週間 ソニーが「モニタープログラム」を実施した理由 (2026年09月26日)
  10. 「ドコモミリ波イニシアチブ」始動、ミリ波の活用促進やユースケース創出を目指す (2026年09月29日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー