次はマクロ。
INFOBAR 2のAFは、マクロの距離から遠距離まで自動的に合わせてくれる。そのため、いちいちマクロモードに切り替えなくていいのがうれしい。ただ、ときどき背景にピントが合ってしまうことがある。その時は画面の下に表示されるAFのスライドバーが、どのくらいの距離に合わせたかを示してくれるので、それを見て判断するとよいだろう。
マクロできちんと撮ると、このようになかなかいい写りを見せてくれる。
ついでにねこ写真。
曇っていたので色は地味だが、AFの威力をきちんと見せてくれた。きちんとピントが来ている。
ひざに乗っかっているねこ。視野角が広い有機ELディスプレイを活用し、ねこをひざに乗せたまま体をねじって、ほぼ真横からディスプレイを見ながら構図をチェックしつつ撮影した作例だ。かなり無理をした体勢だったが、予想以上にきちんと撮れていた。
続いて室内編を。
暗いとかなりざらつきが目立ちはじめ、色も浅くなる傾向が見られた。これは少し残念。
さらに暗いところではどうだろう。
暗部にノイズがかなり出る。最新のハイエンド携帯カメラなら、この暗さでももう少しノイズを抑えた絵を作ってくれる機種もあるが、INFOBAR 2はそこまでの域には達していないかな。
なお、フォトライトは“フラッシュモード”と“ライト”(通常)の2種類が選べる。ライトは常時点灯するもので、フラッシュは撮影時だけ光るもの。発光はそれなりに強力だがその強さは固定となる。そのため被写体との距離や環境光の違いで、写りにもかなり違いが出る結果になりがちだ。
とまあ、いろいろ200万画素モードで撮ってみた。
でも実際には、最大サイズより壁紙ほどのサイズでさくさくスナップを撮るケースの方が多いかと思う。
というわけで240×400ピクセルのワイド壁紙モードで撮ったねこの作例も3枚。
こんな感じで気軽に撮れる。なお、壁紙モードは「1.3倍のデジタルズームがかかった状態」が標準となる。そこから下キーで少しワイド(広角)に、上キーでよりデジタルズームが働くという感じだ。そのため、集合写真など広角で撮りたい場合はそこに注意しておきたい。
では、改めて使い勝手を確認していこう。
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