新販売方式導入で端末買い替えサイクルが長期化

» 2008年02月22日 18時19分 公開
[ITmedia]

 MM総研は2月21日、独自の分析による2012年度までの国内携帯電話端末需要を発表した。調査は2007年12月21日から22日にかけて、携帯電話利用者へのアンケートする形で実施した。

 MM総研の分析によれば、2007年度の携帯電話の買い替え台数は約4440万台で、1カ月あたりの買い替え率は3.7%。これは買い替えサイクルが26.8カ月であることを意味している。買い替え率が4.5%で、買い替えサイクルが22.3カ月だった2002年度と比較すると、買い替えサイクルは5年間で4.5カ月長期化したことになる。

 今回実施した調査では、新販売方式の影響でさらに買い替えサイクルが長期化する傾向が明らかになっており、特に従来の買い替えサイクルが2年未満だったユーザーのサイクル長期化が顕著だったという。割賦販売などの新販売方式に納得できないユーザーも存在すると考えられ、機能やサービスの進化にさほど関心を示さないユーザーは、現在利用している端末、もしくは次に新販売方式を利用して購入する端末をより長く利用する可能性が高い。同社は新販売方式導入によって、携帯電話が壊れるまで買い替えないユーザーが増加する可能性もあると分析している。

Photo 買い替えサイクルの推移と今後の予測

 同社は、独自調査の結果を集計・分析したレポートの販売も行う。単純集計・クロス集計を行った基本分析編、クラスター分析/ブランドイメージ分析/今後の買換意向・ニーズといったオプション分析編、市場規模/買い替えサイクル/新販売方式の選択シミュレーション/ブランドイメージマップの分析レポートがあり、基礎分析編と分析レポートの一部を含む通常版が80万円、基本分析編、オプション分析編、分析レポートをすべて含むオプション版が120万円。

携帯業界のトレンドを知りたいと思ったら→+D Mobile「業界動向」へ
  • 各キャリアの発表会リポート
  • 国内外の携帯市場動向
  • 通信業界のキーパーソンインタビュー
  • 携帯事業者別シェア/携帯出荷台数
  • 携帯関連の調査リポート記事

携帯業界のトレンドや今後を把握するのに必要な記事だけを集めたのが“+D Mobile 業界動向”。記事はトピックや連載ごとにアーカイブされ、必要なときにまとめてチェックできます。
今すぐアクセス!


Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年09月28日 更新
  1. 「SuicaでJR東海エリアをまたげない」問題、ついに解消か JR東海社長「勉強している」【訂正】 (2026年09月27日)
  2. 20万円超のXperiaを「買い」に変えた3週間 ソニーが「モニタープログラム」を実施した理由 (2026年09月26日)
  3. ドコモ値上げの背景は? 副社長が語るahamoの競争力と、「楽天モバイル意識」の本音 (2026年09月25日)
  4. なぜドコモはahamoの大幅値上げを避けたのか? 段階制で安くなるケースと「アップセル戦略」の狙い (2026年09月26日)
  5. ドコモが低容量プラン「ドコモ mini2」発表 6GB/12GBの2段階で月額3278円/4598円 (2026年09月25日)
  6. 高額な「iPhone Duo」を横目にどう選ぶ? Androidフォルダブルスマホをお得に買う方法【2026年9月版】 (2026年09月27日)
  7. “iPhone 18難民”の買い替え先は? 最新「iPhone 18 Pro」と型落ち「17/17e/16」から最適解を考える (2026年09月25日)
  8. JR東日本「分かりにくい」新幹線券売機を改善へ なぜ、スマホではなく「駅での最短1分購入」を実現? (2026年07月04日)
  9. ソフトバンクとLINEヤフーが「Yahoo!スマホ買取」を始めた理由 スマホ高騰時代に目指す「中古の循環」 (2026年09月28日)
  10. iPhone Duoではなぜか「指紋認証」が復活――カメラのアンダーディスプレイ化でダイナミックアイランドはどうなる? (2026年09月27日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー