女性が“最も見られたくない”ケータイ内のデータは

» 2008年07月29日 07時00分 公開
[ITmedia]

 アイシェアは7月28日、「携帯電話の個人情報に関する意識調査」の結果を発表した。調査は7月7日から9日まで、同社の無料メール転送サービスCLUB BBQの会員を対象に行ったもので、有効回答数は447人。

 同調査によれば、携帯電話のデータで個人情報だと思うものは、「電話帳」が89.9%で最も多く、「受信メール」が89.5%、「送信メール」が85.5%と続いた。また「発信履歴」は68.0%、「着信履歴」は67.8%、「写真・動画データ(画像データ)」は64.9%と6割を超えており、「写真・動画データ(画像データ)」は20代が60.9%、30代が62.3%、40代が67.2%と年代が上がるにつれて個人情報という認識が高くなっている。他方で「ブックマーク」は32.2%、「着メロ・着うたデータ」は7.8%と低く、個人情報とはとらえられていないようだという。

 携帯電話のデータで「他人に見られたくないもの」は、「受信メール」が77.4%、「送信メール」が77.0%とメール履歴が高く、「電話帳」は55.3%、「写真・動画データ(画像データ)」が44.3%、「発信履歴」が44.3%、「着信履歴」が43.6%となった。「メール」は受信・送信ともに女性の方が男性よりも高い割合となっており、特に「送信メール」は男性の72.5%に対して女性は81.8%と、「見られたくない」とする割合に10ポイント近くの差が見られた。

 「電話帳」は9割近くが個人情報と認識しているにもかかわらず、見られたくないのは6割以下という結果となり、男性58.4%に対し女性は51.9%と、女性の方が「見られたくない」意識は低い。また、年代別では20代62.5%に対し30代53.5%、40代は53.3%と、20代で10ポイントほど高い割合となった。

関連キーワード

携帯電話 | 写真 | 着メロ | 意識調査


携帯業界のトレンドを知りたいと思ったら→+D Mobile「業界動向」へ
  • 各キャリアの発表会リポート
  • 国内外の携帯市場動向
  • 通信業界のキーパーソンインタビュー
  • 携帯事業者別シェア/携帯出荷台数
  • 携帯関連の調査リポート記事

携帯業界のトレンドや今後を把握するのに必要な記事だけを集めたのが“+D Mobile 業界動向”。記事はトピックや連載ごとにアーカイブされ、必要なときにまとめてチェックできます。
今すぐアクセス!


Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

最新トピックスPR

過去記事カレンダー

2024年