川嶋あいさん「目標はマイミク1万人」──ミクシィが公認アカウントとアプリの記念イベント

» 2008年08月11日 17時41分 公開
[園部修,ITmedia]
Photo 川嶋あいさんはアップルストアでのイベントということでリンゴ型のカバンを持ち、mixiをイメージしたというオレンジの服で登場

 ミクシィは8月9日、タレント・アーティスト向け「公認アカウント」の開設と、iPhone 3GiPod touch用「mixi」アプリの提供開始を記念して、アップルストア銀座でスペシャルイベントを開催。ゲストに公認アカウントを持つ川嶋あいさんを迎え、アプリの説明やミニライブなどを行った。

 公認アカウントとは、SNSサービス「mixi」内で、タレントやアーティストとそのファンとの交流を促進するために発行する特別なアカウント。一般ユーザーのマイミクシィ登録が1000人までとなっているのに対し、公認アカウントはマイミクシィの登録数制限がない。ユーザーはお気に入りのタレントやアーティストと“マイミク”になれ、更新情報から日記にアクセスしてコメントを付けたりできる。

 iPhone 3G/iPod touch用のmixiアプリは、mixiへの日記の投稿や新着情報の確認、足あとのチェックが容易に行える専用アプリだ。App Storeから無料でダウンロードできる。iPhone 3Gとバージョン2.0以上にアップグレードしたiPod touchで利用でき、写真を撮影して日記をアップする機能なども備える。

アプリには多くの反響──「頑張ってバージョンアップしたい」

 イベントの前半は、川嶋あいさんの公認アカウントでmixiアプリを実演し、来場者にその便利さをアピールした。

Photo mixiアプリを紹介したミクシィ モバイル企画部 メディア企画チーム シニアプロデューサーの柳本修平氏

 アプリのデモをしたミクシィのモバイル企画部 メディア企画チーム シニアプロデューサーの柳本修平氏は「(mixiアプリは)私たちも驚くくらいたくさんの方にご利用いただいている。ただ、非常に急いでアプリを作ったというところもあって、多くのお客さまから厳しいご意見もいただいた。早い段階で、そういった声にお答えするため、機能をもっと便利に使いやすくアップグレードしていきたい」と話した。バージョンアップによる機能強化にも期待が持てそうだ。

 ゲストとして登場した川嶋あいさんは、「mixiは楽しい」と話し、長いときは1日3時間くらいmixiを見ているときもあるとそのハマりっぷりを紹介。「たくさんのコメントが付くのが本当にうれしくありがたいです。コメントは全部読んでいます」とファンとの交流を楽しんでいる様子だった。

 また「実は以前『しずかちゃん』という名前で登録して、『川嶋あい大好きです』とか書いたりしていたんですが、あんまり反応はありませんでした」と打ち明け、会場の笑いを誘った。

PhotoPhotoPhoto 長いときは1日に3時間以上mixiを見ているという川嶋さん。日記の書き込みは主にケータイでしているという

 この日の会場では、以前川嶋さんが日記で「オフ会をしたい」と書いていたことから、その場でiPhone 3Gで撮影した写真と日記をアップし、それに対して来場者がコメントを付けるという“オフ会っぽい”イベントも行った。来場者は「あい」の2文字を含んだコメントを付けることにして日記をアップしたところ、即座に数十のコメントが付き、その中から川嶋さんが面白いコメントを選び、10人にポスターなどをプレゼントした。

PhotoPhoto ステージ上でmixiアプリを立ち上げたiPhone 3Gで写真を撮り、日記を書く
PhotoPhoto 掲載された日記はこんな感じ。来場者以外のファンも含め、あっという間にたくさんのコメントが付いた

ミニライブでは新曲「カケラ」を披露

 イベントでトークを楽しんだ後は、ミニライブで来場者をわかせた。川嶋さんが披露したのは「旅立ちの日に...」と8月20日に発売予定の新曲「カケラ」。「カケラ」は、もともとはディ・エフ・エフが運営するクリック募金のために書き下ろされた楽曲だ。クリック募金は、ユーザーがサイトでボタンをクリックすることで、企業や団体などが1クリックあたり1円を人道支援や環境保全などに取り組むNPO団体に寄付をする仕組み。川嶋さんのサイト(http://www.dff.jp/aikawashima/)では、1クリックあたり1円を川嶋さんがピースウィンズ・ジャパンに寄付をして、途上国の学校建設に利用してもらう。クリックをすると「カケラ」の試聴が可能だ。

PhotoPhoto ミニライブでは「旅立ちの日に...」と「カケラ」の2曲を披露した

 川嶋さんは「カケラ」について「とても大切なメッセージソング。今年はこの曲しかリリースしないことにしました」とその思いを話した。

PhotoPhotoPhoto 会場の案内板には川嶋さんの公認アカウントにアクセスできるQRコードなども用意されていて、その場でマイミク申請をする人もいた。ライブ終了後には、マイミクの3000人突破を祝した花束のプレゼントも

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