アイシェアは8月22日、携帯電話のアドレス帳に関する意識調査の結果を発表した。同調査は8月1日から4日まで、同社の無料メール転送サービスCLUB BBQの会員を対象に行ったもので、有効回答数は401人。
同調査によれば、過去に携帯電話のアドレス帳が故障や水没などで消えてしまった経験が「ある」と答えた人は19.5%、「ない」と答えた人は80.5%だった。携帯電話のアドレス帳のバックアップを「取っている」人と「取っていない」人はともに5割前後で、「取っていない」とした人は、男性が4割半ばだったのに対し、女性では6割強にのぼり、男女間で対応の差が見られた。アドレス消失経験者も4割は対策を講じておらず、リスクに対する認識の甘さがうかがえるという。
携帯電話のアドレス帳のバックアップを取っていると回答した人に、データの保存方法を複数回答形式で答えてもらったところ、「PC」が最も多く62.4%、「SDカード・microSDカード」といった記憶媒体が52.4%となった。「携帯キャリアのバックアップサービス」と回答したのは2割、「旧端末」や「手帳」に保存している人もそれぞれ1割いた。
なお男性では「PC」派が7割なのに対し、女性は「SDカード・microSDカード」派と「PC」派がそれぞれ5割。さらに2割強が「携帯キャリアのバックアップサービス」を利用し、「手帳」に至っては男性6.0%に対し女性では15.1%と、女性の方が用途に応じた保存方法を選んでいるようだという。
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