CEATECで見た“ちょっと未来”のカーデバイス+D Style News(1/2 ページ)

» 2008年10月01日 02時09分 公開
[山田祐介,ITmedia]

 日本最大級のIT・エレクトロニクスの総合展示会「CEATEC JAPAN 2008」では、カーナビゲーションなど車に関わる技術や製品も展示されている。今年〜来年頃には製品化されるであろう、“ちょっと未来”のカーデバイスを紹介していこう。

ポケットも車もスマートになるカーライフ

photophoto 「インテリジェントキー搭載ケータイ」の参考展示

 筆者のポケットに普段から収まっているモノは携帯電話と財布。そして車を使うときには車のキーが仲間入りする。携帯電話が“財布”になる「おサイフケータイ」は周知の通りだが、今回のCEATECでは携帯電話が“車のキー”になる「インテリジェントキー搭載ケータイ」が参考展示されていた。

 日産自動車/NTTドコモ/シャープの3社が開発し、2009年の実用化を目指しているという。日産車のインテリジェントキー機能を携帯電話に搭載しており、車のドアに設けられたボタンを押すとドアが解錠、そのまま乗り込めばエンジンの始動と停止が行える。もちろん、端末をドアにかざしたりする必要はなく、ポケットやバッグに入れたままでOKだ。また、ドアの解錠・ロックを遠くからリモートコントロールするためのボタンも、端末の表側に設けられている。

photophotophoto 携帯電話にあらかじめ目的地を登録すれば、カーナビ側でもその情報を読み取ることができる。ハンズフリー通話なども可能だ

 そしてもうひとつの大きな特徴が、Bluetoothを使った携帯電話とカーナビゲーションのワイヤレス通信機能。あらかじめ携帯電話に目的地を登録しておけば、車を始動させてカーナビが起動した時点で携帯電話との通信が始まり、カーナビ側に目的地を簡単に登録できる。携帯電話への目的地登録はPCを介する方法を想定しているが、将来的には携帯のみで登録できるサービスを検討していくという。

 そのほかにも、携帯電話にダウンロードされている音楽をカーステレオで楽しめるなど、さまざまなコンテンツ共有の可能性があるインテリジェントキー搭載ケータイ。おサイフケータイ機能も搭載して、“ポケットをスリムにしてくれる端末”として登場してくれるのを期待したい。

通信機能でもっと便利なポータブルナビ

 価格が比較的に安く、車から持ち出して使うこともできるポータブルナビゲーションデバイス(PND)。場所を選ばず手軽に使えるという大きな魅力を備えているものの、小型な分だけストレージの容量が少なく、情報量では一体型カーナビに劣る部分がある。しかし、こうした点をサーバとの通信機能によって強化した、新しいナビゲーションデバイスが近い将来に登場しそうだ。

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