携帯ユーザーの協力で「ゲリラ雷雨」の事前捕捉率が76.7%に――ウェザーニューズ

» 2008年10月06日 23時04分 公開
[ITmedia]

 ウェザーニューズは10月6日、1万人以上の一般ユーザーから寄せられた“感測情報”を収集・解析することで、東京都の「ゲリラ雷雨」の事前補足に平均76.7%の確率で成功したと発表した。

 ゲリラ雷雨は、急速かつ局地的に発達する雷雲が原因となるため、従来の気象レーダーやアメダスの10分単位観測では捕捉が難しく、事前に予測することが困難とされている。ウェザーニューズはゲリラ雷雨への取り組みとして、ゲリラ雷雨発生の可能性がある場合、携帯電話に事前に知らせる『ゲリラ雷雨メール』を7月30日から展開。全国各地の一般ユーザーが構成するゲリラ雷雨防衛隊員から寄せられる雷雨状況に関するリポートをもとに、専門家がゲリラ雷雨の予測を行った。

 ゲリラ雷雨防衛隊員には、1万人以上が登録しており、「湿った風がふき始めてきました」「急激に雲が発達しています」といった、従来の観測では捉えきれない、人の五感を使った感覚による情報もリポート。ゲリラ雷雨の予測には10分天気予報と呼ばれる10分単位での降雨情報の利用者100万人からのリポートも活用し、全国各地から寄せられた感覚情報と現地の実況情報を解析することで、高い精度の事前補足が可能になったという。

 同社はゲリラ雷雨に関する解析を引き続き実施し、来年度以降の対策を進める予定。またゲリラ雷雨メールサービスの前身である10分天気予報の情報精度向上を図り、秋の台風、冬の雪などの被害を軽減するための取り組みを行うとしている。

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