米Googleは10月22日、Android携帯向けのアプリケーションがダウンロードできる「Android Market」を正式にオープンした。同日、T-Mobileが初のAndroid携帯「G1」を発売している。
Android携帯のユーザーはAndroid Marketからアプリケーションを端末に直接ダウンロードできるほか、それについてコメントをつけたり、評価したりすることができる。これらの評価や利用統計から、アプリケーションの人気順位などを判定、表示するという。
開発者は、10月27日から自分が開発したアプリケーションをアップロードできる。ただし開発者としての登録が必要で、登録時に25ドル支払う必要がある。いったん登録すれば、その後は承認プロセスを踏まずに、自由にアプリケーションを公開できる。
現在は無料アプリのみだが、来年第1四半期からは有料アプリもアップロード可能になる。開発者には売り上げの7割が提供され、残りは通信会社への支払いと課金処理費用に充てられる。Googleへの利益配分はないとしている。
22日現在、公開されているアプリケーションはSkypeの通話やIMを使えるようにする「iSkoot For Skype」やAmazon MP3など、50本以上。Googleは今後、新たなツールや機能をAndroid Marketに追加していく予定という。
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