NTTドコモは5月27日より、5G SAの利用料金を無料とする。これまでは月額550円という設定であったが、終了日未定の無料キャンペーンという立て付けであった。
この記事は、毎週土曜日に配信されているメールマガジン「石川温のスマホ業界新聞」から、一部を転載したものです。今回の記事は2026年5月23日に配信されたものです。メールマガジン購読(税込み月額550円)の申し込みはこちらから。
ドコモユーザーの間では「ネットワークが安定しない」ということで、スマホの設定で5Gをオフにして4Gにしかつながらないという「裏技」が広く浸透していた。
それではいつまで経っても5Gにトラフィックが移行していかない。NTTドコモとしては4Gユーザーを5Gに、さらに5G SAに繋がせていく必要があったが、5G SAが月額550円という設定だったために、オプションを避けるという人が少なからずいたように思える。
今回、ようやく無料化されたことで、5G SAを契約するユーザーが増えれば、ネットワーク品質はさらに向上することになりそうだ。
先日、ネットワーク本部長の引馬章裕氏にインタビューする機会を得た。真面目な記事は日経電子版で公開しているので、そこには収まりきらなかった話をメルマガでは書きたい。
NTTドコモのネットワーク品質問題で、ネットワークを技術的に見ている部隊は、真面目に基地局を増設し、ノキア製SONなどを導入して、なんとか設備容量を上げ、自動調整できるネットワークを構築しつつある。
一方で「マーケティングや営業面でもなんとかなるのでは」と思うことがある。
例えば、「ドコモMAX」や「eximo」などはテザリングが無制限だ。他社のように80GBや100GBの制限があれば、もうちょっとネットワークの混雑は避けられるのではないか。そのあたりを聞いてみたところ「テザリング無制限による影響はほとんどない。一方でHome 5Gの負荷が大きいのだが、こちらは住宅地がメインということで、繁華街などには影響がない」とのことであった。
NTTドコモが抱えるネットワーク品質の低下は繁華街などがメインであるため、テザリング無制限やHome 5Gの影響はあまりないとのことであった。
Opensignal対策として「アンテナピクトの表示を見直すのもアリなのでは」と提案してみたが、反応はイマイチであった。
KDDIの場合、実はOpensignalで成績がいいのは「au」のみだったりする。UQモバイルやpovoは必ずしもネットワークの体感品質がいいわけではない。
実はOpensignalはアンテナピクトの表示でブランドを判断しているため、使い放題プランがメインのauは成績がよく、一方で容量制限のあるUQモバイルやpovoは別でカウントしているのであった。
ドコモの場合、ドコモMAXもドコモminiもahamoもirumoも料金プランであるため、みんな「docomo」という表記になっている。
ドコモminiやirumoのような容量の小さなプランは、速度制限が入りがちなため、Opensignalでは不利になってしまうのだ。
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pensignalで成績を上げ「ネットワーク品質が改善している」とアピールするには、マーケティング的にもなりふり構わずやる必要があるのではないだろうか。
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