ソニエリ4機種、auランキングの上位を占める──冬モデルも早速ランクイン携帯販売ランキング(11月3日〜11月9日)(3/4 ページ)

» 2008年11月14日 16時58分 公開
[岩城俊介,ITmedia]

新機種「830P」、登場2週目で5位に躍進

2008年11月第2週(ソフトバンクモバイル)
順位 先週順位 製品名
1 1(→) 816SH
2 2(→) iPhone 3G(16Gバイト)
3 3(→) 821SC
4 4(→) AQUOSケータイ
923SH
5 18(↑) 830P
6 9(↑) FULLFACE 2 921SH
7 5(↓) NEW PANTONE 830SH
8 7(↓) GENT 830SH s
9 8(↓) 821T
10 6(↓) 820P
この記事では、マーケティング会社GfK Japan調べによる全国の家電量販店のPOSデータを集計し、モデル別のランキングで紹介しています。
Photo 830P

 ソフトバンクモバイル端末の販売ランキングは、前回、前々回の大きな変動と比べると今回は少し落ち着いた動きとなった。

 首位は前回と変わらず、シャープ製の「816SH」(2007年夏モデル)が獲得。基本機能とデザイン性、そしてやや昔の2007年夏モデルとして“格安価格”で販売されることが、人気を支えている。

 続いて2位に「iPhone 3G(16Gバイト)」、3位にSamsung電子製の「821SC」(2008年春モデル)、4位にシャープ製の「AQUOSケータイ 923SH」(2008年夏モデル)、5位にパナソニック モバイル製の「830P」(新機種 発売2週目)が入った。

 今回大きく順位を上げたのは、11月1日に発売された登場2週目の830P。前回の初登場週は2日間のみの集計だったので残念ながらランクインできなかったが、今回は前回のランク圏外(18位)から一気に5位へ躍進した。

 830Pは、2008年冬モデルより一足先に発売された「NEW PANTONE 830SH」(今回7位)や「GENT 830SH s」(今回8位)と同じく、発売当初から新スーパーボーナスを利用した新規価格を実質0円とする、実はソフトバンクモバイルの“戦略的なモデル”である。携帯にハイエンドな機能を求めないユーザーを中心に、親用や子ども用などにも向くベーシックかつユニバーサルな機能や使い勝手を実現し、想定ターゲットがかなり広く、そして安価。今後、このような当初から安価なベーシックモデルが長期間ランクインし、ランキングの一角を占めていきそうな雰囲気だ。

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