ドコモ端末の販売ランキングは、旧機種も含めた冬商戦の売れ筋傾向がはっきりしてきた。このため、多少の順位変化はあるものの、ランクインする端末の顔ぶれに大きな変化がなくなってきている。
首位は前回と変わらず富士通製の「F-01A」が獲得。連続首位記録を「4」に伸ばした。
続いて2位にNEC製の「N-02A」、3位にシャープ製の「SH-01A」(前回4位)、4位にパナソニック モバイルコミュニケーションズ製の「P-01A」(前回3位)、5位に同じくパナソニック モバイル製の「P706iμ」(前回7位 2008年夏モデル)が入った。
現在の新機種の人気はF-01Aが高く、次いでN-02A、週ごとに順位が入れ替わるSH-01AかP-01A、そして「N-01A」(今回6位)の順で並ぶ。このうち、PRIMEシリーズはF-01AとSH-01A、P-01A、N-01Aの4機種、STYLEシリーズはN-02Aが唯一ランクインしている。
このほか、大幅値下げや特価セールなどが行われ、割安感がある一部706iシリーズや906iシリーズにも依然高い人気がある。今回はこれら新旧機種を含め、ドコモ端末がキャリア総合ランキングの9割を占めた。
ドコモ端末は、2008年内に発売する新機種もまだ存在する。今週は18日に富士通製の「F-02A」(STYLEシリーズ)、19日にシャープ製の「SH-03A」(PRIMEシリーズ)、HTC製の「HT-02A」(PROシリーズ)、「PRADA Phone by LGの新色Silverモデル」(カラー追加)が発売。続いて、12月25日にパナソニック モバイル製の「P-03A」(STYLEシリーズ)、26日にLG製の「L-01A」(PRIMEシリーズ)とシャープ製の「SH-02A」(STYLEシリーズ)も登場する。これら新機種の登場で、大きな変動がなくなっていた販売ランキングも再び賑やかになりそうだ。
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