慶應義塾大学経済学部武山研究室と森ビル アカデミーヒルズ事業部、ソフトバンクテレコム、エイビットが、エリア限定型ワンセグを利用した、情報配信の実証実験を開始した。六本木ヒルズ森タワー49Fのアカデミーヒルズ六本木ライブラリーで、2月14日まで実施する。
今回の実験では、会員制ライブラリー内にエリアワンセグを利用した情報発信環境を構築し、利用者の携帯端末に情報を配信する。
ライブラリーでは会員が、興味や関心事ごとにサークルを作っており、書棚区画を利用して活動の紹介や推薦図書の展示を行っている。今回の実験は、それぞれのサークルが作成したオリジナルの動画像とデータ放送を放映するもので、会員が、書棚に設置された小型ワンセグ送信機に自分のワンセグ携帯端末を近づけると、オリジナルの動画像やデータ放送を受信できる。
受信したデータ放送からは、簡単な操作で関連サイトの閲覧や指定アドレスへのメールの送信、電話の発信が行え、コンテンツ配信者と会員間の二次的な交流の促進も可能になるという。
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