スポットワンセグ、京都と東京で同時放映――KDDIら5社が実証実験

» 2008年10月10日 15時16分 公開
[ITmedia]

 KDDIは10月10日、ITコンソーシアム京都、京都放送、エフエム京都、京セラコミュニケーションシステムと共同で、スポットワンセグの実証実験を実施すると発表した。10月18日、19日に京都の東映太秦映画村で開催されるイベント「太秦戦国祭り」で実験を行う。

 スポットワンセグは、数メートルから数十メートルという、ごく限られたエリア向けに提供するワンセグ放送。今回の実証実験は、イベントにちなんだオリジナル映像を、京都・東映太秦映画村に加え、東京・秋葉原DearStage DEMPAビル店でも同時に放映するもので、KDDIによれば2つの拠点向けにエリア限定番組を放映するのは初の試みだという。

 2拠点におけるスポットワンセグの同時放映は、KDDIが開発した「ワンセグ・IP/RF変換技術」の採用で実現している。なお、実証実験では、ITコンソーシアム京都が京都での実験の企画・コーディネート、KBS京都とFM京都が京都での技術サポート、KCCSがシステム全体の技術開発・運営、KDDIが遠隔地におけるIP/RF変換技術の提供を担当する。

Photo 実証実験のシステム構成。IPネットワーク経由で送付したワンセグ放送ファイルを地上デジタル放送規格に準拠したワンセグ信号へ変換することで、遠隔拠点での同時提供を実現した

 KDDIでは10月12日から19日にかけて、今回の実験と連動した一般ユーザー参加型の視聴実験を実施。スポットワンセグと、スポットワンセグの続きの映像を自宅のPCなどで視聴可能にする「続きリンク」の2つの技術を利用した「ポットワン」サービスを検証するもので、実験参加者はワンセグケータイを通じて、太秦映画村や秋葉原のエリア限定で放映される番組を視聴できる。また、視聴中に続きリンクを登録すると、自宅のPCで続きの映像を視聴できるほか、プレゼントなどへの応募も行える。

 実験の参加にあたっては、ワンセグ対応の携帯電話からのモニター登録が必要となる。

携帯業界のトレンドを知りたいと思ったら→+D Mobile「業界動向」へ
  • 各キャリアの発表会リポート
  • 国内外の携帯市場動向
  • 通信業界のキーパーソンインタビュー
  • 携帯事業者別シェア/携帯出荷台数
  • 携帯関連の調査リポート記事

携帯業界のトレンドや今後を把握するのに必要な記事だけを集めたのが“+D Mobile 業界動向”。記事はトピックや連載ごとにアーカイブされ、必要なときにまとめてチェックできます。
今すぐアクセス!


Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年04月11日 更新
  1. 廉価モデル「Pixel 10a」「iPhone 17e」を比較 価格とスペックに“決定的な差”あり (2026年04月10日)
  2. 値上げの結論を出したソフトバンク なぜ一部プランで“月額1万円超え”に? (2026年04月10日)
  3. 「iPhone 17/17e/16/16e」どれを買う? キャリア価格を徹底比較、MNPならiPhone 17を選ぶべき理由 (2026年04月09日)
  4. ソフトバンクとY!mobile、既存プランを値上げ 6月から順次 「安定した通信を提供するため」 (2026年04月10日)
  5. Googleの「Gemini for Home」が日本語に対応 日本でも早期アクセスの受付を開始 (2026年04月09日)
  6. ソフトバンクが「今回もやる」とGalaxy S26を月額1円で販売――販売方法を早急に見直さないと撤退を迫られるメーカーも (2026年03月08日)
  7. 新生活需要で「iPhone SE(第3世代)」が人気、買い取りは「iPhone 13」が上位 ゲオの3月ランキング (2026年04月09日)
  8. Android 15搭載11.97型タブレット「アイリスオーヤマ 12型タブレット TM12E2W74-AZ1B」が19%オフの2万3800円に (2026年04月08日)
  9. ソフトバンク値上げの背景に「通信品質維持の限界点」 Y!mobileは収益重視で改定、LINEMOは据え置き (2026年04月10日)
  10. IIJmioで10〜25GBが「1年で3倍」に急増した理由 フルMVNOは音声よりも「マルチキャリア化」を重視 (2026年04月09日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー

2026年