ケータイ内蔵のハイテク「杖」公開

» 2009年03月24日 19時23分 公開
[岩城俊介,ITmedia]

 慶應義塾大学SFC(湘南藤沢キャンパス)政策・メディア研究科教授で、au携帯のデザインプロデュースなども手がけるコンセプターの坂井直樹氏らは、同校が主催するイベント「XD eXhibition 09」(2009年3月15〜16日開催)で通信機能を備えた杖「smart cane」を公開した。

photophoto 通信機能を備えた杖「smart cane」

 smart caneは「盲導犬に代わる、情報の“相棒”となる杖と都市空間や通信インフラとのコミュニケーション」をテーマに、プロダクトデザインやセンサー技術、プログラミング、インタラクティブメディアといった多用な要素を融合した「通信機能付きの杖」。デザインコンセプトを坂井氏、プロダクトデザインをAERO CONCEPTの菅野敬一氏、ソフトウェアデザインをmash studioの増田純氏が担当した。

 イベントでは杖の先に点灯したLEDの光を監視カメラが関知し、連動して雷の音とともに円状の光の輪を地面に描くアート的な初期実験を展開。今後、杖に内蔵するマイクやカメラ、通信・通話機能、各種センサーを用い「拾った音をもとに、杖のグリップを振動させて危険を知らせる」「黄色いタイルや横断歩道の白線を認知し、振動で通知する」「極小コンピュータの装備とともに、床の材質などの情報を認知する」「グリップの握りかたにより、ユーザーの疲労や異常を検知する」といった、“ユビキタスコンピューティングの実現を杖で行う”ための実用機能の開発を推進するとしている。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年10月14日 更新
  1. スマホの「実質価格」高騰の恐れ、iPhone 18 Proは2倍高く? 総務省の残価設定ルール厳格化は“誰のため”か (2026年10月10日)
  2. ダイソーで1100円の「GaN USB充電器」は折り畳みプラグで外出用に持ち歩きやすい 45W出力対応でPCでも使える (2026年10月10日)
  3. 7型ディスプレイ搭載「Apple HomeView」発表 Siri AIと顔識別で家族全員に「欲しい情報」を届ける (2026年10月13日)
  4. 個人情報の流出にユーザーはどう備える? 乗っ取りやクレカ不正利用を防ぐ「3段階」の対策ガイド (2026年10月12日)
  5. Apple、「HomePod mini」に新色「ミッドナイト」追加 実はスペースグレイとの違いアリ (2024年07月16日)
  6. 楽天モバイル、KDDIローミングが大幅に縮小――ユーザーに対する説明責任はないのか (2026年10月11日)
  7. Google、画面付きトラッカー「Google Fitbit Edge」発表 日本では2万6800円で予約開始 バッテリー交換にも対応 (2026年10月13日)
  8. JR東日本「分かりにくい」新幹線券売機を改善へ なぜ、スマホではなく「駅での最短1分購入」を実現? (2026年07月04日)
  9. ファーウェイはなぜ「24時間測り続けること」にこだわるのか ウェアラブル開発責任者が語る医療機器との違い (2026年10月13日)
  10. ソフトバンクの「iPhone Duo」は一括42万9760円、2年23万9760円から 18 Proよりも免除額は控えめ (2026年10月13日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー