ウィルコムの高速通信サービス「WILLCOM CORE XGP」はモバイルWiMAXサービスの「UQ WiMAX」やLTEとともに、今後の普及や発展が期待される次世代通信サービスの1つだ。2009年6月現在、2009年10月の商用サービスインを目指し、東京都JR山手線内の一部エリアで上り、下りともに最大20Mbpsの法人向け試験サービス「WILLCOM CORE XGP エリア限定サービス」を実施している。
今回、このエリア限定サービス用のネットインデックス製「GX000IN」とNECインフロンティア製の「GX000N」を入手した。このうち、スループットがやや高いGX000IN(256QAM変調方式に対応、GX000Nも後日対応予定)でどのくらいの通信速度が出るかを簡易チェックしてみよう。
GX000INはPCカード型で、PCI to USBホストコントローラなどを経由してネットワークアダプタとして認識される。本体は、ThinkPad X60のPCカードスロットからアンテナを含めて約25ミリ出っ張る。アンテナは水平、垂直方向ともに180度開く回転機構を備え、約22度ごとに角度を保持できる。
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