「biblio」ランクインなるか？ 「iPhone 3G」は2モデルで顕著な“明暗”：携帯販売ランキング（6月15日〜6月21日）（2/4 ページ）

[山田祐介，ITmedia]

「biblio」発売――初登場で8位を獲得

2009年6月15日〜6月21日（au）

順位	先週順位	製品名
1	1（→）	W64S
2	2（→）	SH001
3	3（→）	CA001
4	4（→）	EXILIMケータイ W63CA
5	6（↑）	簡単ケータイ W62PT
6	5（↓）	Walkman Phone, Premier3
7	7（→）	K002
8	初（↑）	biblio
9	8（↓）	Cyber-shotケータイ S001
10	10（→）	W65T
この記事では、マーケティング会社GfK Japan調べによる全国の家電量販店のPOSデータを集計し、モデル別のランキングで紹介しています。

biblio

　auのランキングでは、1位は前回と変わらず「W64S」が獲得し、キャリア総合ランキングでは順位を1つ上げ6位に入ってきた。そのほかの上位にも大きな動きは見られず、2位は「SH001」、3位は「CA001」、4位は「EXILIMケータイ W63CA」がランクインし、5位には「簡単ケータイ W62PT」が浮上した。

　夏モデルは、京セラ製の「K002」が6月初旬のランキングから3週連続で7位をキープしたほか、6月19日発売の「biblio」が初登場で8位にランクインした。

　biblioは、約3.5インチのタッチパネルディスプレイを搭載した横スライド端末で、「EZブック」を活用するための新型「Book Player」を内蔵した“読書ケータイ”だ。無線LANで高速通信が可能になる新サービス「Wi-Fi WIN」にも対応するなど、au夏モデルの中でもユニークかつ“去年と違う夏”度が高い挑戦的な端末だが、滑り出しは好調といえるのではないか。次回の順位にも注目したい。

　そのほかの夏モデルは、前回9位だったソーラーパネルケータイ「SOLAR PHONE SH002」はトップ10から姿を消し、「G'zOne CA002」「Sportio water beat」「T002」は圏外に終わった。iidaブランドの「G9」も、トップ10再浮上はかなわなかった。

　さて、次週のランキングでは6月27日の発売が決定したiida第2弾「misora」が参戦する。同モデルはシンプルなデザインと使いやすさにこだわった端末。プラットフォームは旧KCPでスペック的に突出した部分はないが、夏モデル最高位のK002もKCP端末であることを考えると、トップ10入りの可能性は十分にあるだろう。