LOOX Uを超えたケータイサイズの新LOOX──“PC”として写真と動画で見る「Windows 7ケータイ F-07C」:「超ちっこい7搭載PC(ケータイ機能もあるよ)」というところがいいですよ(1/2 ページ)

» 2011年05月17日 09時00分 公開
[岩城俊介,ITmedia]

「普通のWindows 7」を搭載するケータイ機能付きポケットPC ととらえたい

photo ドコモの“その他”シリーズ「Window 7ケータイ F-07C」

 「あ、Windows Phone 7じゃないんですね。勘違いしていた」──と発表会会場で多く語られた富士通製“Windows 7ケータイ”が「F-07C」だ。PCとして気になった部分をぷちチェックしてみよう。

 本体サイズは125(幅)×61(高さ)×19.8(厚さ)ミリ、重量約218グラム。いわゆるケータイサイズ(……プラスアルファ)のボディに32ビット版のWindows 7 Home Premium(SP1)をプリインストールし、CPUにインテルのタブレット/モバイル機器向けプロセッサであるAtom Z600(1.2GHz/Hyper-Threading Technology対応)、1024×600ドット表示に対応する4型ワイドの静電タッチパネル付き液晶ディスプレイ、1Gバイトのメインメモリ、32Gバイトのフラッシュストレージを備える、いわゆるAtom搭載Netbookなみの性能は備えるポケットPCである。

 ディスプレイをスライドして開くとトラックボールによるポインティングデバイス付きのQWERTYキーボードが表れ、本体単体でいわゆる普通のWindows 7搭載PCとして扱える。

 別売りオプションとしてUSB 2.0×4、HDMI出力、DC入力を備えたクレードル(実売7000〜8000円前後とのこと)を用意し、それにUSBのマウス+キーボード、HDMI経由でテレビや液晶ディスプレイに接続すると、さらに普通のPCのスタイルで使えるようになる。Windows 7 Home Premium(Starterなどでもない)搭載PCなだけに、もちろんUSB接続の光学ドライブなどを用いてWindows用アプリケーションを自由にインストールできてしまう。


photophotophoto ディスプレイは1024×600ドット表示対応の4型ワイドのタッチパネル付き液晶。クレードル/HDMI接続時の外部ディスプレイ最大解像度は1280×720ドットとなる(写真=左) まぎれもなく32ビット版Windows 7 Home Premium(SP1)搭載だ(写真=中央) QWERTYキーボードの右側にカーソル操作のトラックボール(押すと右クリック)、左側最上段に左クリックボタンがある。画面のタッチ操作も可能だ(写真=右)
photophotophoto iPhone 4と厚さを比較。少々厚めではある(写真=左) クレードルでHDMI出力やUSBホスト機能が使える。クレードルに刻まれた「LOOX」ロゴが、このモデルの生い立ちを深く感じさせる。HDMIでディスプレイに接続すると表示先が外部ディスプレイに切り替わる。外部ディスプレイと搭載ディスプレイのクローン表示やスパン表示は残念ながら行えない。外部ディスプレイに接続しなければ、クレードル設置+外付けマウス+キーボードの卓上スタイルで使用できる。なお、クレードルには冷却ファンが備わる。クレードル設置中に熱がこもって不具合を起こすのを防ぐ処置が必要なのかと思われる(写真=中央、右)

 さらに独特なのは、“普通のケータイ”にも切り替えられる点だ。本体上面の切り替えキーにより、Windows動作モードとケータイモード(Symbian OS)に、ほぼ一瞬(……この手のモノとしては早い印象の2、3秒)で切り替わる。ケータイモードはよくある富士通東芝製のiモードケータイとして動作するモードで、iモードメールやiモードサイトの閲覧、iアプリのダウンロードや利用、おサイフケータイ、緊急速報のエリアメールなど、普通のiモードケータイとしてできることがとりあえず普通にできる(ワンセグを備えないが、この手の端末を望む人であれば、なければないでよいという人は多そうと思われる)。

 つまり、2つのOSが同時に起動した状態で動いている。Windowsモード作業中に電話着信があればケータイモードに自動的に切り替わって“普通のケータイ”として通話可能、終話でWindowsモードに戻る。ケータイモード動作中のWindowsモードは、バッテリー消費を抑えるためにスリープ状態(休止状態かもしれません。追って再確認します)に移行する仕組みとなる。ちなみにドコモの音声対応端末は、“ドコモスマートフォン”、“PRIMEシリーズ”、“STYLEシリーズ”、“SMARTシリーズ”、“PROシリーズ”などに分類されるが、F-07Cはどれにも属さない「その他」扱いになってしまったのも、よい意味でその独特感が伺えてしまう。

 また、ビジネス向けに──とスマートフォンで半ばむりやりPCのオフィスファイルを扱う事例や雑誌の企画をよく見かけるが、F-07Cはそんなことをしなくても普通のPCだ。一応、2年ライセンス版のOffice Personal 2010(Word 2010、Excel 2010、Outlook 2010を包括)もプリインストールする。

photophotophoto バッテリーは3.7ボルト/1400mAhタイプで、Windowsモード時のバッテリー動作時間は約2時間だ。本体のACアダプタ端子はMicro USBで、はUSB端子による5ボルト/1A出力型の本体用ACアダプタが付属する。ということは……
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