AndroidにモバイルSuicaを入れてみた(2/3 ページ)

» 2011年07月26日 13時50分 公開
[吉岡綾乃Business Media 誠]

 他にも、カードではできない、モバイルSuicaならではのメリットがある。例えば、定期券やグリーン券、特急券などを携帯電話から買えること。特に定期券は、混雑するみどりの窓口に並んで定期券を買った経験がある人にはうれしい機能といえるだろう。継続定期はもちろん、新規の定期券もモバイルSuicaで購入できる。区間の変更や、グリーン定期券の購入も可能だ。

 また、「モバイルSuica特急券」「スーパーモバイル特急券」といった、モバイルSuicaでないと買えないお得なきっぷもある。東北新幹線、上越新幹線などJR東日本エリア内の新幹線に安く乗れるのはうれしいし、携帯電話から席の指定ができるのも便利。きっぷの購入や予約の変更が、乗車時間ぎりぎり(列車の発車6分前)までできるのも、特にビジネス利用の場合にはありがたい(参照記事)。JR東海の「エクスプレス予約」会員であれば、モバイルSuicaからEX-ICサービス(東海道・山陽新幹線のチケットレスサービス)を利用できるのも便利だ。

 これらの機能はすべて、Android版モバイルSuicaでも利用できる。

インストールする前に必ずやっておくこと

 ここからは、Android端末にモバイルSuicaをインストールする手順を見ていこう。事前に準備をしておくとスムーズにインストールできる。準備することは以下の通りだ。

新規登録の場合

 初めてモバイルSuicaを使うという場合、用意するものは2つ。モバイルSuica対応の携帯電話と、本人名義のクレジットカードだ。ビューカードを持っていれば年会費無料で利用できる(参照記事)。JCB、VISA、MasterCard、AmericanExpress、DinersClub、JR東海エクスプレスカードなどほとんどのクレジットカードが利用できるが、ビューカード以外の場合は年会費1000円が必要になる。なお、クレジットカードを持っていない場合、機能を一部制限した「EASYモバイルSuica」(参照記事)であれば利用できる。

 もう1つやっておきたいのは、モバイルSuicaの会員登録。名前やメールアドレス、クレジットカード情報の登録、カードタイプSuicaからモバイルSuicaへの変更(希望者のみ)などを行う。携帯電話、PCのどちらでも登録はできるが、PCでやっておいたほうがラクだ。

機種変更の場合

 すでにフィーチャーフォンでモバイルSuicaを使っていたという場合は、モバイルSuicaのデータをサーバーに預けておく必要がある。元の機種でモバイルSuicaアプリを起動し、初期設定画面から「再発行や機種変更の方」のログインを選択する。「携帯電話機種変更」を実行すればOKだ。これを済ませておかないと機種変更ができないので、忘れずにやっておくこと。

機種変更の場合は、前の携帯電話にSIMが差さった状態でデータをサーバに上げておくのを忘れずに(クリックすると全体を表示)

Android端末にモバイルSuicaをインストールする

 以下、実際のインストール&初期設定手順を紹介する。ここではNTTドコモの端末で機種変更しているが、上記の通り新規ユーザーの場合も、会員登録を済ませておけば同じ手順でOKだ。

 Android端末でモバイルSuicaアプリをダウンロードするには、キャリアが提供しているおサイフケータイサービス一覧のページから、あるいはJR東日本のモバイルSuicaのページでQRコードを読み取って(参照リンク)ダウンロードページに行く。ダウンロードバナーをクリックすれば、簡単にインストールは終了する。

NTTドコモのおサイフケータイ一覧ページ(左)または、JR東日本が提供しているモバイルSuicaのページ(中)から、モバイルSuicaアプリのダウンロードページ(右)へリンクが張られている

 インストールが済んだら初期設定を行う。アプリを起動し、「初期化完了」と表示が出たらログインする。再度「初期設定を行いますか?」と聞かれるので「はい」を選択。「機種変更手続きを行いますか?」で実行すると、ペンギンの顔がくるくる回るアニメーションが流れ、これでモバイルSuicaを使えるようになる。1つだけ注意点は、ここまでは必ず、改札の外で行うこと。

インストールが済んだら(左上)、アプリを起動し(中上)、初期設定を行う(右上、左下)。その後はログインして(中下)、機種変更手続き(下右)を行えばモバイルSuicaが使えるようになる。事前の機種変更(初めて使う場合は会員登録)さえ済ませておけば、所要時間は15分程度

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