Android版モバイルSuicaでは、フィーチャーフォン版アプリと同じ機能が利用できる。上述の通り、ウィジェット機能が搭載されているので、残高確認はフィーチャーフォンよりも素早く行えるようになった。ホーム画面の余白を長押しすると、ウィジェット登録できるアプリの一覧が表示される。そこからモバイルSuicaを選べば、ウィジェットを常時表示しておけるようになる。
もう1つ追加された機能が「クイックチャージ」。といっても、これまでは数字を入力してチャージ金額を決めていたのが、1000円刻みでメニューが用意されているので、タッチするだけで良い、というだけのもののようだ。
本記事ではモバイルSuicaの例を挙げたが、カードとは違い、複数のサービスを1台の端末でまとめて利用できるのがおサイフケータイのメリットだ。現在、決済系サービスとしてはSuicaのほかにもEdy、WAON、iD、QUICPayなどがAndroid対応しているほか(nanacoは2011年中に対応予定)、マクドナルドの「かざしてクーポン」などのクーポン系サービスや、マツモトキヨシ、ヨドバシカメラ、ビックカメラなどの会員証サービスもAndroidで利用できるようになっている。
決済系・会員証系サービスに注目すると、実はおサイフケータイのみで利用できるキャンペーンが多いのも特徴といえる。おサイフケータイで利用できるキャンペーンは、このページで最新情報を確認できる(参照リンク)。
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