Facebook、iOSアプリをバージョン5.0にアップデート 従来の倍速に

» 2012年08月24日 09時32分 公開
[佐藤由紀子,ITmedia]

 米Facebookは8月23日(現地時間)、iOS版公式アプリをバージョン5.0にアップデートしたと発表した。iPhone、iPad、iPod touch(iOS 4.3以降)のユーザーは米AppleのApp Storeで更新できる。

 最も大きな改善点はそのスピードだ。コードを土台から書き直すことで、アプリの起動、ニュースフィードのスクロール、写真のアップロードなど、多くの操作の速度が従来の2倍速くなったという。

 新機能としては、ニュースフィード閲覧中にページのトップに「新しい記事[3]」というように新着投稿のお知らせバナーが表示されるようになり、このお知らせをタップすることで新着投稿を読めるようになった(従来は新しい投稿があるかどうかはページを再表示して確認する必要があった)。投稿内の写真をタップして開く速度が速くなり、下方向のスワイプでニュースフィードに戻れるようになった(従来は「完了」ボタンをタップして戻る仕様だった。新アプリでも写真の右上の[終了]ボタンも使える)。

 facebook 新着投稿のプッシュ通知(左)、写真画面では下スワイプでニュースフィードに戻れる

 Facebookは従来、モバイルネイティブアプリの構築はHTML5をベースにした「ハイブリッドアプリ」開発環境で行ってきた。これにより、AndroidやiOS、Webアプリなど複数のプラットフォームへの迅速な対応が可能になっていたが、iOS版は操作のレスポンスの悪さが問題になっていた。そこで、iOS版についてはiOSの標準開発言語であるObjective-Cでアプリを構築しなおしたという。

 iOS版のみ開発プラットフォームを別にしたことで、新機能の追加に時間がかかることになるが、サーバ側で新機能が追加されるごとにまずはフォールバック(代替)レンダラーで対応し、次のアップデートにつなげるという。Facebookは公式ブログで「われわれは、モバイルはFacebookにとって最上のプラットフォームだと確信しており、新しいiOS版アプリはユーザーがいつでもどこでも最良のFacebook体験を享受できるようにするための初めの一歩だ」と語った。

 Facebookにモバイルからアクセスするユーザー数は急増しており(6月30日時点の月間アクティブユーザー数は前年比67%増の5億4300万人)、同社はモバイルの収益化を急いでいる。8月8日にはモバイルアプリ広告サービスを立ち上げ、22日にはAndroid版Facebookアプリをアップデードした。

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