CEATEC JAPAN 2012に初めて出展した中国Huawei Technologies(華為技術)の日本法人、ファーウェイ・ジャパンのブースは、この秋NTTドコモから発売予定のAndroidスマートフォン「Ascend HW-01E」を大きくフィーチャーしている。日本市場で、「ファーウェイ」という会社名と、「Ascend」というブランドを広く認知してもらうべく、来場者の印象に残る華やかな舞台を用意した。
ブースの中央にはランウェイがある大きなステージがあり、ファッションショー形式でAscend HW-01Eをアピール。さらにファーウェイ・ジャパンが協賛する「スマートモビリティアジア 2012」の併催企画である「スマートライフ@アイランドシティ」でのAscend HW-01E、キッズケータイHW-01D、MediaPad 10 FHDのモニタリングの様子をリポートするトークイベントなども開催している。
また同社がこれまで手がけてきた、通信機能を持つさまざまなデバイスの展示や、国内では販売していない端末の展示、ファーウェイ製の通信モジュールを搭載した家電製品の展示なども見ることができる。
ブースはNTTドコモとKDDIのブースに囲まれた、ホール4の中心部にある。
10月2日の午前中には、Ascend HW-01EのCMキャラクター発表会も行われ、華やかな会場に、女優の水原希子さんが華を添えた。
ファーウェイ・デバイス・ジャパン マーケティング本部 本部長の林秀樹氏は、「このような盛大なCEATECの場で、CMキャラクターの発表ができることに喜びを感じている。Ascendは、快適さ、快速さをコンセプトに開発してきた。今回CMに出演していただく水原希子さんには、快適、快速を体現していただくため、アクションがたくさん入ったCMにチャレンジしていただいた。放映の日をワクワクしながら待っている」とあいさつ。展示中のAscend HW-01Eの快適さ、快速さを、実機を手に取って体感して欲しいとアピールした。
続いてファーウェイ・デバイス・ジャパン 端末統括本部 プロダクトセンター 商品企画部長 伊藤正史氏が登壇し、Huawei Technologiesの概要とAscend HW-01Eの魅力を改めて紹介した。
Huaweiは1987年に設立された会社だが、今では世界の140カ国以上の国でビジネスをしている。世界中の3人に1人は、何らかの形でHuaweiのお客様という状態だという。日本では、2005年に日本オフィスを設立し、通信事業者各社にインフラ機器や端末を納入してきた。データ通信カードやモバイルWi-FIルーターは、2008年から2011年にかけて、4年連続国内シェアナンバーワンを取っている。2011年にはドコモから「キッズケータイ HW-01D」を発売するなど、幅広い通信機器を展開している。
そしてこの秋、満を持して日本市場に投入するのが、グローバルモデルをベースにしたAndroidスマートフォン「Ascend」だ。
「Ascendの製品コンセプトは快適、快速。ストレスフリーな使い心地を提供する。世界最速の5秒起動や、高速なカメラ起動、そしてXi対応による高速な通信でサクサク利用でき、多彩な撮影モードを楽しめる1310万画素カメラ、そして色鮮やかな写真や動画を楽しめる4.5インチのHDディスプレイも特徴。別売の卓上ホルダにはHDMI出力端子も用意している。さらに、おサイフケータイやワンセグといった日本市場でニーズの高い機能をサポートするほか、NOTTVにも対応。ナチュラルな質感の、手に持ったときに心地よいフィット感を持つデザインにもこだわった」(伊藤氏)
本体カラーはホワイトとブラックの2色で、10月下旬以降に発売を予定している。伊藤氏は「Huaweiの最新テクノロジーが詰まった自信作」だと胸を張った。
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