KDDIが発売したAndroidスマートフォン「ARROWS ef FJL21」(富士通モバイルコミュニケーションズ)は、auの2012年冬モデルの中でもひときわコンパクトな1台だ。
幅約62ミリと片手操作が楽なボディは、IPX5/8等級の防水性能とIP5Xの防塵性能を持つ。さらに、キズがつきにくいウルトラタフガードplusというコーティングを施している。
カラーバリエーションはSoft blue、Solid black、Pink goldの3色を用意した。搭載されるディスプレイは、4.3インチのHD(720×1280ピクセル)表示と高解像度なTFT液晶。タッチパネルには、片手操作時の誤入力を防ぐ「おまかせタッチ」や不意にディスプレイに触れても誤動作しない「うっかりタッチサポート」なども盛り込んだ。
ボディの背面にはARROWSシリーズではおなじみとなったスマート指紋センサーを搭載しており、ロック画面の解除や連絡先や発着信履歴、写真などを非表示にできる「プライバシーモード」の切り替えがワンタッチで行える。
ディスプレイ上部には、インカメラと通知ランプ、照度/近接センサー類が並ぶ
プロセッサーは、デュアルコアで1.5GHz駆動のSnapdragon S4(MSM8960)を採用。カメラは有効約810万画素CMOSで、約0.5秒の高速起動と最短撮影間隔0.5秒の連続撮影ができる。さらに、有効約120万画素のインカメラも用意し、自分撮りのニーズにも応えている。
通信面では、下り最大75Mbpsの4G LTEと下り最大9.3MbpsのWIN HIGH SPEEDに対応した。Wi-Fiテザリングも可能で、Wi-Fi機器は最大8台まで接続可能。無線LANはIEEE802.11a/b/g/n対応で、もちろん2.4GHzと5GHzの双方をサポートしている。海外ローミングサービスのGLOBAL PASSPORTは、CDMA/GSM/GPRS/UMTSのエリアで利用でき、ほとんどの滞在先で通話と通信が行える。Bluetoothも最新のVer 4.0だ。
バッテリーは1800mAhと、2000mAhオーバーの機種と比較すると見劣りするが、独自の節電機能「NX!エコ」により、連続待受時間はLTEで約410時間、3Gで約490時間と十分な駆動時間を確保した。また、付属の卓上ホルダを使った急速充電も可能だ。
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