ディスプレイの大型化が著しいAndroidスマホの中、3.7インチとコンパクトな液晶がユーザーに歓迎されたXperia SX。4/4SまでのiPhone(3.5インチ)とほぼ同じディスプレイサイズなことに加え、おサイフや赤外線などの国内機能を搭載したことでSXを選んだ人が多かったようです。ただ、ボディが小さいためかバッテリー容量に物足りなさを感じるユーザーや、ディスプレイが小さく見にくいという声も多くありました。その大きさが評価されたGALAXY Note IIとは逆のパターンと言えそうです。
国内向けXperiaシリーズとして始めて防水(IPX5・IPX7)に対応した「Xperia acro HD SO-03D」は、ワンセグやおサイフケータイ、赤外線通信も搭載した全部入りモデル。その名の通りHD(720×1280ピクセル)表示の4.3インチ液晶を搭載した意欲作でもある。CPUには1.5GHz駆動のデュアルコアプロセッサー(MSM8260)を採用し、大容量1840mAhのバッテリーや16Gバイトの内蔵メモリを備えている。KDDIからもIS12Sとして発売された。
Xperia acro HD SO-03Dといえば、やはりHDディスプレイの搭載とボディの防水仕様が特徴です。SO-03Dを手にしたユーザーも、多くがその2点を評価しています。またXiには非対応ですが、テザリングをしなければFOMA契約のほうがリーズナブルなため、ランニングコストの低さを評価する声もありました。悪い点では、ボディがやや大ぶりになったことと、バッテリーが内蔵式であることの指摘が目立ちました。
なおau版のIS12Sについても、良い点/悪い点ともSO-03Dと同様の回答がほとんどでした。
「Xperia arc」や「Xperia GX」で人気となった、背面が反り返ったアーク形状のボディを復活させたXperiaシリーズの最新モデル。4.3インチのHD(720×1280ピクセル)ディスプレイを搭載したボディは、厚さ8.7ミリとスリムながら防水仕様となっている。下り最大100MbpsのXi(LTE)に対応したほか、有効約1300万画素の裏面照射型CMOSカメラやソニー独自のAV機能を搭載し、ハイエンドと呼べるスペックの高さを誇る。au版は「Xperia VL SOL21」。
Xperia AX(およびau版のVL)については非常に満足度が高く、ボディのデザインやサイズ、スペック、機能、アプリと、総合的に評価されています。一方、不満点として多くのユーザーが挙げたのが、おサイフケータイ(FeliCa)の不具合について。不具合そのものよりも、発覚後のキャリアやメーカーの対応について悪い印象を持つユーザーが多く見受けられました。
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