写真で解説する「ARROWS A 202F」:使いやすさも向上(2/2 ページ)

» 2013年05月10日 17時54分 公開
[Sho INOUE(K-MAX),ITmedia]
前のページへ 1|2       

 フルセグ放送は、本体に付いている伸縮式のロッドアンテナを伸ばして視聴する。フルセグは、ワンセグと比較すると受信データ量が多いこともあり、より安定した電波受信環境が求められる。

 「(フルセグは)屋内や移動中の視聴はかなり厳しい面もあるかもしれない」(説明員)こともあり、テレビ視聴アプリでは標準状態で電波状況に応じてフルセグ/ワンセグを自動で切り替えるようになっている。フルセグかワンセグのどちらかに固定して視聴することも可能になっている。なお、202Fでは、フルセグの録画機能は搭載しておらず、番組の録画時には強制的にワンセグに切り替わるようになっている。ソフトウェア更新で対応するかどうかは「未定」(説明員)だそうだ。

photophoto ワンセグ(写真=左)とフルセグ(写真=右)を見比べると、その画質差は一目瞭然。ただし、フルセグはワンセグよりもデータ量が多いこともあり、受信環境が不安定だとブロックノイズがより発生しやすい
photo ワンセグ・フルセグは本体のロッドアンテナを使って視聴する。より安定した視聴環境を得たい場合は、市販のクリップタイプの拡張アンテナなどの利用を検討しよう

 フルセグ対応や、「UULA」などのネット動画サービスの高まりを受け、添付の卓上ホルダは遂に横置き対応のものとなった。横置きホルダ自体は、非接触充電に対応した「ARROWS Kiss F-03E」でも採用されているが、充電用接点を利用する本体用としてはARROWS初である。卓上ホルダには本体背面のスピーカーからの音抜けをよくするダクトも用意してある。横置き状態で充電を開始すると、横画面表示が多いアプリを表示する「シアターモード」が起動するようになっており、すぐにテレビや動画を楽しめる工夫もこらされている。シアターモードの表示するアプリも入れ替えや無効化もできる。

photophoto 縦置きタイプの卓上ホルダをずっと使ってきたARROWSだが、遂に横置きタイプとなった(写真=左)。標準設定では縦置きで充電を開始すると「シアターモード」が始まるようになっている(写真=右)

 そのほか、おサイフケータイ、赤外線通信、「スマート指紋センサー」など、今までのARROWSで搭載している機能は全部搭載している。おサイフケータイはFeliCaだけではなく、NFCにも対応している。機能の搭載数ではソフトバンクの2013年夏モデルでは最大級であると言えるだろう。

photo おサイフケータイ、赤外線通信、スマート指紋センサーも変わらず搭載している

 富士通は人にとって使いやすい「ヒューマンセントリック」機能を重視している。スマート指紋センサーや「スーパーはっきりボイス4」など、201Fにあった機能は全て網羅している。202Fでは新たに「スライドディスプレイ」が登場した。これは、画面上のシステムキー横の下向き矢印をタップすることで、画面が下に降りてくる、というもので、画面の大型化に伴って、片手での操作性が悪化する傾向に対する、富士通なりの解決策のひとつである。スライドディスプレイのボタンはシステムキーの左側または右側に配置できるほか、機能の無効化もできる。

photophotophoto 画面の上に手が届かないと思ったら、メニューキーの右にある下向き矢印を押すと(写真=左)、画面の中央部まで上端が降りてくる(写真=中央)。非表示領域を上下にスワイプすることで、更に下に下げることもできる(写真=右)。元通りにするときは上向き矢印をタップする

 カメラはインカメラが約120万画素CMOSセンサー、メインカメラがソニー製の約1310万画素積層型CMOSセンサー「Exmor RS for Mobile」を採用している。これによって、動画でもHDR(ハイダイナミックレンジ)撮影が可能になった。画像処理エンジンは、富士通独自の「Milbeaut Mobile」を組み合わせている。カメラのインタフェースは、「ARROWS X F-02E」と同様に、大胆なシンプル化を行った。シャッターボタンを押した瞬間シャッターが切れる「ゼロシャッター撮影」や、シーンの検出機能を強化した「パーフェクトチューニング」も搭載している。

photophoto カメラのユーザーインタフェースはF-02E同様、大胆なシンプル化が図られた。エフェクトカメラなどは外部アプリに任せよう、ということでエフェクトモードも無くなっている

 OSはAndroid 4.2.2を搭載しており、OS標準機能のMiracastによるワイヤレス画像伝送も可能となった。文字入力システムは引き続きATOKをベースとした「NX!input」を搭載するが、昨今の「ATOK for Android」のバージョンアップを反映した機能拡充やユーザーインタフェースの変更が図られている。

photophoto OSはAndroid 4.2.2。OS標準機能であるMiracastにも対応する。ただし、ワンセグ・フルセグと、明示的に画像の外部出力を禁止しているアプリではMiracast伝送はできない
photophotophotophoto NX!inputはキーサイズの変更、バックスペースボタンの機能拡充、ATOK Syncへの対応など、昨今のATOK for Androidのバージョンアップ内容が反映されている。ユーザーインタフェースも変更した
前のページへ 1|2       

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年10月26日 更新
  1. ダイソーで1100円の「USB Type-C to HDMIケーブル」でスマホの画面をテレビに映すとどうなる? 対応機種なら試してみる価値あり (2026年10月24日)
  2. 「Androidのマイナンバーカード」がスタートするもフル機能対応機種が少ない件 ポイントは「StrongBox」という仕組み (2026年10月24日)
  3. 「Galaxy Z Fold8」「iPhone Duo」を“メイン端末”として使う上での課題 縦型コンテンツの最適化をどう進める? (2026年10月26日)
  4. 「iPhone Duo」はLINEもポケモンGOも“黒い”余白だらけ? 日本の定番アプリは未対応が多く (2026年10月23日)
  5. 進化した「Siri AI」で感じた、iPhoneの操作を一変させる実力 「AI出遅れ」の汚名返上なるか (2026年10月24日)
  6. KDDI、子会社モビコムのモンゴルでの火災について事実関係を公表 「法令違反行為を行っていない」 (2026年10月24日)
  7. きょう発売の「iPhone Duo」、Apple 表参道でゲットしてきた 早速開封レポート (2026年10月23日)
  8. デジタル庁が「Androidのマイナンバーカード」対応機種を公表 属性証明機能を使える機種は限定的 (2026年10月19日)
  9. iPhone Duoを使って痛感した「Face ID」のありがたさ 充電スタンドに置いたまま通知が見られない不便さに苦しむ (2026年10月24日)
  10. ダイソーで330円の「人感・明暗センサーLEDバーライト(Type-C)」が意外と便利 1人暮らしの帰宅時や非常灯に便利  (2026年07月18日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー