米Appleは3月3日(現地時間)、スイスのジュネーブで6日から開催のモーターショーに先立ち、車載システム「CarPlay」を発表した。伊Ferrari、独Mercedes-Benz、スウェーデンVolvoが同ショーで搭載車両を披露するという。
CarPlayは、iPhoneと自動車のダッシュボードを接続し、iPhoneのナビ、音楽、メール、チャットなどをダッシュボードのタッチ対応ディスプレイや専用コントローラー、あるいはSiriで操作する車載システム。Appleが昨年のWWDCで2014年に追加すると発表したiOS 7の機能「iOS in the Car」の正式名称だ。
WWDCの段階では同システムのパートナー企業として12のブランドが発表されていたが、今回の発表では、上記3社に加えてBMW、Ford、GM、ホンダ、現代自動車、Jaguar Land Rover、Kia Motors、三菱自動車、日産、PSA Peugeot Citroen、スバル、スズキ、トヨタの13社がCarPlayの採用を計画しているとなっている。
CarPlayを利用できるのは、iPhone 5、iPhone 5s、iPhone 5cを含むLightningケーブルに対応する端末で、iOS 7のアップデートが必要。CarPlay搭載自動車は年内に発売される見込みだ。
Apple純正アプリだけでなく、Spotifyなどのサードパーティー製アプリも対応していく見込みだ。
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