iPhone XS/X用「クリアケース」おすすめ5選 透明でしっかり頑丈(1/2 ページ)

» 2019年05月23日 11時00分 公開
[ITmedia]
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 価格が上昇傾向にあるスマートフォン。とりわけ、ハイエンド機種では税別価格が10万円を超えるものも珍しくなくなりました。

 高価なスマホを、少しでも長くキレイに使うために欠かせないのがスマホケース。中でも透明な素材でできている「クリアケース」は、本体のデザインや色味を楽しめる点でおすすめです。

 この記事では、「iPhone XS」「iPhone X」向けのクリアケースを選ぶ上で重要なポイントと、おすすめのクリアケースをご紹介します。

iPhone XS 大切なiPhone XS(写真)やiPhone Xを守ろう!

とにもかくにも“素材”をしっかりチェック

 若干大げさな感もありますが、クリアケースは使われている素材がほぼ全てを決めます

 スマホケースに用いられる素材はいろいろありますが、その名の通り透明なクリアケースでは「ポリカーボネート」「シリコン」「TPU(熱可塑性ポリウレタン)」を用いることが多いです。

 当然、それぞれの素材には長所と短所があります。

ポリカーボネートの特徴

  • メリット:軽い、とても薄い、頑丈、価格が手頃、透明度が高い、変形しづらい
  • デメリット:硬い、傷付きやすい、薬品や熱に弱い

 ポリカーボネート素材のケースは安価で頑丈であることがメリット。透明度も高めなので、「安くてしっかり守ってくれるケースがほしい!」「ボディーデザイン(カラー)を楽しみたい!」という人にはピッタリです。

 一方で、硬いことは大きなデメリットでもあります。「ケースは頻繁に付け替えたい!」という人には不向きなのです。ムリに外そうとすると力が加わった部分が白くなる「白化」という現象が起こることもあります。何かにこすれて傷が付いてしまうこともあります。

 白化したり傷が付いたりしても保護性能には問題ないのですが、一定以上の力が加わると細くなっている部分(スイッチ、ボタン回りなど)が割れてしまう恐れもあります。薬品(特にアルカリ性のもの)や熱に弱いことも注意です。

ポリカーボネートケース ポリカーボネートケースは手頃で透明度も高いことも長所ですが、硬いので着脱が難しいことが短所です(写真はiPhone 8用のポリカーボネートケース)

シリコンの特徴

  • メリット:超柔らかい、傷付きにくい、滑りにくい、本体の保護性能が高い
  • デメリット:厚い、重い、本体の熱がこもりやすい、ホコリが付きやすい、経年で伸びやすい

 シリコン素材のケースは柔らかくて傷付きにくいことがメリット。ポリカーボネートと比べると、本体の保護性能も高めです。「ケースを気分によって付け替えたい!」「落としてもへこまないケースがほしい!」「本体の保護性能を優先したい!」という人にお勧めできます。

 一方で、ポリカーボネートケースと比べるとどうしても分厚くて重いことがデメリットです。厚い分、透明度が低くなり本体の熱がこもりやすくなる傾向もあります。またホコリが付着しやすいので小まめな掃除が必要です。また長期間使っているとケースが伸びてしまうという点も要注意ポイントです。

TPUの特徴

  • メリット:柔らかい、そこそこ薄い、傷付きにくい、本体の保護性能が高い
  • デメリット:やや高価、熱に弱い、変色しやすい

 TPUはシリコンケースのメリットを引き継ぎつつ、より薄くなっていることが大きなメリット。薄い分、透明度も高めです。「ケースは頻繁に付け替えたい!」「ケースの透明度は高い方がいい!」という人にお勧めです。

 一方で、先の2種類の素材と比べるとケースが高価であることはデメリット。通常時こそ変形しにくい素材ですが、クルマのダッシュボードなど高温になりやすい場所に置いておくと、変形しやすいことも欠点です。

 紫外線や薬品などの影響を受けて変色しやすいことにも注意が必要です。一度変色すると、落とせないと考えた方が良いです。クリアケースは特に変色が分かりやすいので注意が必要です。

TPUケース TPUケースは柔軟性に富み着脱もしやすいですが、変色しやすいことに注意しましょう

ハイブリッドケースの特徴

  • メリット:取り付けやすい、変形しづらい、透明度が高い、頑丈、本体の保護性能が高い
  • デメリット:背面はポリカーボネート、側面はシリコンまたはTPUに準ずる

 「ハイブリッドケース」は、その名の通り複数の素材を組み合わせたケース。背面にはポリカーボネート、側面にはシリコンまたはTPUを用いることが多いです。

 そのメリットは何と言っても素材の機能面における短所を補い合っていること。とりわけ、着脱のしやすさと変形のしづらさは特筆すべきものがあります。

 ただし、それぞれの部位では使われている部材のデメリットがどうしても出てしまいます。ここは仕方のない面です。

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