創業30周年記念モデルとなるMARQコレクションについて、アウトドアセグメントのブラッド・トレンクル副社長は「当社が30年培ってきたイノベーションと多彩なデザインを盛り込んだ。最も過酷な現場で活躍する、憧れを持つ人に向けて信頼を置ける製品をリリースした。GPSのパイオニアとして、当社のDNAを細部に宿らせるとともに、素材も極めているので注目してほしい」とアピールした。
続いて、ガーミンジャパン マネージングダイレクターの岩田元樹氏が日本市場について説明した。
「日本では、日々の健康とスポーツに役立つような製品を展開しており、デバイスの新規登録者は2018年度で3倍も伸びた。当社の強みは製造から販売、サポートまでを垂直統合してやっていることだ。B2B市場で培われた技術や品質、性能には自信を持っており、HondaJetのコクピットに当社の航空電子機器が採用されている。このMARQコレクションは世界最高峰のGPS計測技術を結集しており、当社初の3年保証を実現している」と語った。
トークセッションでは、ホンダエアクラフトカンパニーの藤野道格社長兼CEOとテンプル氏がMARQコレクションについて語り合い、共にお気に入りはエクスペディションだという。「アウトドアの“冒険”を想起させるデザインが気に入っている。日本はランナーが多いので、アスリートが人気になるのでは」(テンプル氏)
藤野社長は「見た目がシックで、普段身に付けていてもおかしくないし、フライト中も使えるので気に入っている。米国はパイロットが多いけど、日本では免許を取るだけでも大変なのが現状だ。まずはアビエイターを手にしてパイロットへの1歩を目指してほしい」と指摘した。
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