GPSサービスを手掛ける米Garminは3月13日(現地時間)、30周年を記念してハイエンドスマートウォッチシリーズ「MARQ」を発表した。同社が注力してきた航空、自動車、船舶、アウトドア、スポーツの5つの市場向けに5モデルで展開する。価格は最も安価な「MARQ Athlete」が1500ドル(約17万円)から。第2四半期(4〜6月)に発売の予定だ。
最も高価な「MARQ Driver」は2500ドルだ。
筐体はチタン製で軽量で丈夫。ディスプレイはガラスの2倍の強度を持つサファイアクリスタルで、ディスプレイはセラミックのベゼルインレーで保護されている。ディスプレイは日光の下でも見やすく、常時表示機能を持ち、GPS、音楽用のストレージ、モバイル決済サービス「Garmin Pay」、スマートフォン(iOSおよびAndroid)と連携するプッシュ通知、アクティビティトラッキング、心拍計などの機能を搭載する。バッテリー持続時間は、スマートウォッチとしてのみの利用では12日間、GPSモードでは28時間。
MARQ Driverの主なスペックは、サイズは直径46mmで厚さ14.7mmで重さは128g(チタンベルトの場合)。ディスプレイは1.2型(240×240ピクセル)、ストレージは32GB、防水等級は「10ATM」で、Germinのサイトによるとウォータースポーツまではサポートするが、スキューバダイビングには使えないレベルという。
Garminのウェアラブルは日本で人気があり、IDC Japanが発表した日本のウェアラブル市場調査によると、2018年10〜12月期の同社のシェアランキングは2位だった。
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