GPSプロウォッチ「MARQ」コレクションで高級ウェアラブル市場に参入 ガーミン30周年目の挑戦ついに日本でも展開(1/2 ページ)

» 2019年06月25日 05時30分 公開
[田中宏昌ITmedia]

 ガーミンジャパンが6月24日、GARMINが米国で創業30周年を迎えることを記念し、新ブランド「MARQ(マーク)」コレクションの発表会を開催した。MARQは同社初の高級時計市場への参入となり、新カテゴリーの“GPSプロウオッチ”としてプロやプロへの憧れを持つユーザー、時計愛好家といった幅広いユーザー層を狙う。

MARQ ガーミン創業30周年記念モデル「MARQ(マーク)」コレクション。直射日光下でも見やすい反射型Chromaディスプレイを採用する。サイズは30.5mmで、画面解像度は240×240ピクセルとなっている

それぞれに特化したウォッチフェイスと機能を装備

 MARQコレクションは、同社の30年におよぶGPSパイオニアとしてのテクノロジーを結集したGPSプロウォッチで、ドライバー、パイロット、マリナー、探検家、アスリート向けに5モデルを用意する。それぞれのフィールドに特化した機能やデザイン、ウォッチフェイスを備えているのが特徴で、高い性能と耐久性を備えている。なお、コレクション名は「常に前進し記録を塗り替えていく人たちのために、その記録を“マークする”こと」に由来する。

 ウェアラブルの機能は5モデル共通で、同社の「ForeAthlete 945」とほぼ同等だ。音楽の再生やさまざまなスポーツに対応したデータを記録してくれる。また、ベゼルとケースの素材はチタンで、直径46mmのレンズ素材はサファイアクリスタル、ボディーの厚さは14.1〜14.7mmとなっている。

 バッテリー駆動時間は、スマートウォッチモードで約12日間、GPSモードで24時間、UltraTracモードで48時間だ。

MARQ 「MARQ DRIVER」(マーク ドライバー)。ウォッチフェイスは、250を超える世界中のレーストラックから選べる。最速ラップと周回中の現在ラップを比較表示するライブデルタタイム、GPSに基づく自動ラップ、最新のレース概要などを表示可能だ。重量は約128gで、バンドはシリコンパーツ付きチタン製ハイブリッドブレスレットを採用する
MARQ 「MARQ AVIATOR」(マーク アビエイター)。世界中の空港コードとGMTを表示するウォッチフェイスを備え、推定所要時間や方向などを表示する誘導ナビゲーション、詳細な地図表示、水平姿勢表示計を備える。重量は約144gで、バンドの素材はチタンだ
MARQ 「MARQ CAPTAION」(マーク キャプテン)。目的の港の潮や風を含めた天候を表示するウォッチフェイスを備える。レガッタタイマーやタックアシスト、落水事故救命アシストといったユニークな機能を装備する。重量は約88gで、バンドはジャカードのナイロン製だ
MARQ 「MARQ EXPEDITION」(マーク エクスペディション)。ウォッチフェイスは高度と気圧、気圧傾向を表示。人気ルートやスキーマップが表示される地形図、通過地点やコースの記録を行う探検モード、方向の偏差や高度の等高線を表示するオリエンテーリングモードといった機能を備える。重量は約87gで、バンドはイタリア製なめし革だ
MARQ 「MARQ ATHLETE」(マーク アスリート)。ウォッチフェイスは心拍数などのステータスを表示する。ランニングダイナミクスやパフォーマンスコンディションの表示、登行中ルート上の区間ごとの高度情報を確認できる。重量は約94gで、バンドはチタン製ケースとシリコン製ストラップとなっている

GPS機器のパイオニアとして30年

 発表会では、クリフトン・A・テンプル社長兼CEOが「GARMINは1989年にゲイリー・バレルとミン・H・カオによって設立され、2人の名前を合わせた社名にした。GPSのパイオニアとして、航空や海洋、アウトドアフィットネスと多岐にわたる市場に展開し、37カ国でビジネスを展開している」と説明。

MARQ クリフトン・A・テンプル社長兼CEO

 「2018年度は前年比で7ポイントの成長を遂げ、特にアジア地域では23ポイントと大きく伸長した。アクティビティトラッカーとスマートウォッチが貢献しており、ここ日本も当社にとって重要な市場だ。伝統的に時計市場が成熟しているのに加え、製品の完成度を見極める目を持っているからだ」とした。

MARQ 米国人と台湾人のエンジニアによってGARMINは1989年に設立
MARQ 同社初の製品「GPS100」。1991年に発表され、航空や船舶市場に進出した
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