「Pokemon GO(以下、ポケモンGO)」の大規模イベント「Pokemon GO Fest 2024:仙台」が5月30日に開催された。期間は6月2日まで。筆者は初日の30日に参加してきたので、その内容をレポートしていこう。
Pokemon GO Fest 2024:仙台は、有料のチケットを購入したユーザーだけが参加できるイベント。イベントのテーマに沿ったポケモンや、イベントでしか手に入らないポケモンが登場する。
今回の目玉は、何と言っても伝説ポケモン(プリズムポケモン)の「ネクロズマ」だ。ポケモンGOで初登場となり、色違いも実装されている。このネクロズマは、「ソルガレオ」と合体させると「ネクロズマ(たそがれのたてがみ)」に、「ルナアーラ」と合体させることで「ネクロズマ(あかつきのつばさ)」に変身する。タスクをクリアすることで手に入る幻ポケモン「マーシャドー」も、今回初実装されたポケモンだ。
仙台のイベントは、「公園探索」と「都市探索」の2つにゲーム内容が分かれている。公園探索では、仙台市の七北田公園を舞台に、4つの生息地で異なるポケモンが登場する。なお、全ての生息地でアンノーンととグレッフィが登場する。特にクレッフィは普段は日本で現れない地域限定ポケモンなので、ぜひゲットしておきたい。また、GOスナップショットを撮ると「ヒートロトム」が出現するので、お忘れなく。都市探索では、七北田公園の各生息地で登場するポケモンが野生で出現する。
レイドバトルはネクロズマに加え、ウルトラビーストの「カミツルギ」「ウツロイド」「デンジュモク」「アクジキング」「ツンデツンデ」が登場する。こちらは公園と都市で内容に違いはない。
筆者は新幹線で東京駅から仙台駅まで移動し、仙台駅に9時40分ごろ到着。GO FESTの時間は9時30分から18時30分までなので、到着時は、ちょうどイベントが始まった直後だった。早速ポケモンGOを起動すると、イベント特有の紙吹雪が舞う画面になり、レイドバトルには早速ネクロズマやウルトラビーストたちが登場していた。
いきなり臨戦態勢に入ったわけだが、それと同時に心動かされたのが、「ようこそ仙台へ!」の横断幕とともに、仙台駅のイベントスペースで開催していた、ポケモンGOのアート展示「ART Exhibition」。ここではポケモンGOの起動画面に使われていた過去のイラストを大型パネルで展示しており、自由に見られるようになっている。
起動画面はアプリを立ち上げる度に見るものだが、美術館のようなスタイルで展示されていると、また違った趣向を感じられる。仙台市の玄関ともいえる場所にこうした展示があったことで、いよいよイベントが始まるんだなと気持ちが高まってきた。
都市探索は9時30分から18時30分まで、イベントの時間いっぱい楽しめるが、公園探索は午前の部(9時30分〜13時30分)と午後の部(14時30分〜18時30分)に分かれている。筆者は午後の部に申し込んでいたので、午前は余裕のある状態。ひとまず、仙台駅でネクロズマのレイドバトルに参加したら、最初にゲットした個体がいきなり100%(評価MAX)という奇跡に巡り会えた。幸先のいいスタートだ。
七北田公園は、仙台駅から地下鉄の南北線に乗って15分ほどで到着する泉中央駅から歩いて10分ほど。公園の様子も見たかったので、レイドバトルはそこそこに、早速移動した。10時30分頃到着したが、初日の午前とあって、人はまばら。
ここで1つ想定外だったことがある。午後の部に申し込んだ筆者も、公園内は都市探索と同じ内容でゲームを楽しめるのかと思いきや、七北田公園内に入った途端、ポケモンもポケストップも画面から消えてしまった。まさかの不具合か? と思いきや、どうやら、午前の部に申し込んでいないユーザーは、公園内ではポケモンGOを楽しめないようだ。午後の部に申し込んでいる人は、14時30分までは仙台市内を探索した方がいい。筆者はその後、インタビュー取材の予定もあった関係で、市内を探索する時間を取れなかった。
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