ダイソーで550円の「薄型Type-Cハブ」はどう使う? AndroidスマホならPCからのデータ転送が便利になる100円ショップのガジェットを試す

» 2024年09月08日 14時00分 公開
[雪城あさぎITmedia]

 最近、いわゆる「100円ショップ」でスマートフォンやPCを便利に使えるアクセサリー類がよく販売されている。その“実力”はいかほどのものか……?

 今回は、ダイソーにおいて550円で販売されている「薄型Type-Cハブ」を試してみる。

おことわり

 本記事に掲載されている商品は、全ての店舗で販売されているとは限りません。また、全ての携帯電話/タブレット/PCでの動作を保証するものではありません。


ダイソー550円電卓Type-Cハブ パッケージ
ダイソー550円電卓Type-Cハブ 本体は小型かつ薄型

USB 3.2 Gen 1ポート×1とUSB 2.0ポート×2を装備

 本製品は100mmのケーブルの先に、USB 2.0 Standard-Aポートが3基、USB 3.2 Gen 1(USB 3.0)Standard-Aポートが1基用意されているUSB Type-Cハブだ。USB Type-Cポートから複数のUSB Standard-Aポートを増やすというシンプルなUSB Type-Cハブだ。USB PD(Power Delivery)を含むUSB Type-Cポートは備えていないが、値段を考えたら当然といえば当然だろう。

 USB 3.2 Standard-Aポートは理論上最大5Gbpsの転送が可能だ。実際に「Google Pixel 7 Pro」と、5Gbps転送が可能なUSB 3.2 Gen 1接続のUSBメモリを接続して500MBのファイル群を転送したところ、メモリからPixel 7 Proに10秒、Pixel 7 Proからメモリに20秒でデータ群を転送できた。

 計算すると200〜400Mbpsで転送できているが、これは接続するメモリや端末で変わりそうだ。またこのハブであれば、有線マウスやコントローラー、キーボードを接続してもよさそうだ。厚み7.5mmと薄型かつ小型で、カバンのポケットなどに入れて運びやすいのも魅力といえる。

ダイソー550円電卓Type-Cハブ 3.0ポートは「しっぽ」の方に備えられている
ダイソー550円電卓Type-Cハブ Pixel 7 Proに接続するとしっぽのようになる

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2025年12月25日 更新
  1. 3COINSで1万1000円の「プロジェクター」を試す 自動台形補正、HDMI入力、Android OS搭載で満足度は高め (2025年12月24日)
  2. “やまぬ転売”に終止符か 楽天ラクマが出品ルール改定予告、「健全な取引」推進 (2025年12月23日)
  3. iPhoneのロック画面で「カメラが起動しちゃった」を防げるようになった! その設定方法は? (2025年12月24日)
  4. 若いiPhoneユーザーの間で「クリアケース」に人気が集まっている理由 すべては“推し”のために (2025年12月25日)
  5. 関東地方で5G通信が速いキャリアは? ドコモ、au、ソフトバンク、楽天モバイルでICT総研が比較(2025年12月) (2025年12月24日)
  6. mineo料金プラン改定の真相 最安狙わず「データ増量+低速使い放題」で“ちょうどいい”を追求 (2025年12月25日)
  7. 「楽天カード」は2枚持てる? 2枚持ちのメリットや注意点を解説、持てない組み合わせもあり (2025年12月23日)
  8. 「HUAWEI WATCH GT 6」レビュー:驚異のスタミナと見やすいディスプレイ、今買うべきスマートウォッチの有力候補だ (2025年12月24日)
  9. CarPlay/Android Auto対応「OttoAibox P3 Pro」発売 従来機から操作性向上、2画面表示も可能 (2025年12月23日)
  10. 「駅のQRコードが読み取れない」――ネットに落胆の声 なぜ“デジタル時刻表”が裏目に? (2025年12月25日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー