日本の「iPhone 16」シリーズは世界で2〜3番目に安い MM総研が39の国/地域を比較調査

» 2024年09月18日 17時00分 公開

 MM総研は、9月18日に世界39の国/地域を対象にiPhone 16シリーズを中心とする販売価格調査の結果を発表した。

 対象モデルはiPhone 16(128GB)、iPhone 16 Plus(256GB)、iPhone 16 Pro(512GB)、iPhone 16 Pro Max(1TB)、2023年9月発売のiPhone 15(128GB)、2022年3月発売のiPhone SE(第3世代)の計6モデル。比較分析はApple Store直販価格に各国通貨と円の為替レートを用いた円換算ベースの金額としている。

 iPhone 16シリーズの日本での販売価格は以下の通り。前モデルのiPhone 15シリーズと価格が据え置きとなった結果、日本はiPhone 16 Plusを除く3モデルは3番目に安く、iPhone 16 Plusは2番目に安い国となった。また、iPhone 15は6番目に安く、iPhone SE(第3世代)は最安だった。

  • iPhone 16:12万4800円
  • iPhone 16 Plus:15万4800円
  • iPhone 16 Pro:20万4800円
  • iPhone 16 Pro Max:24万9800円
MM総研 世界のiPhone 16シリーズ販売価格(2024年9月時点)

 日本以外で安値の国は米国に加え、中国/香港、台湾、オーストラリア、タイといったアジア/オセアニア地域となった。一方、最高値は4モデルともにトルコで、次いでブラジルとなっている。これは消費税や付加価値税、輸入品に対する関税という特有の税制度が影響している推測している。安値/高値ともに傾向は2022年6月、2022年9月、2023年9月調査結果と同様となった。

 iPhone 16シリーズの発売に伴い、iPhone 15は世界各国で値下げされた。日本は11万2800円とiPhone 16発売前の12万4800円から1万2000円の値下げで、日本の価格は6番目の安さになった。日本以外の平均は12万9535円で、最高値はiPhone 16シリーズ同様にトルコの23万7496円となる。また、日本のiPhone SE(第3世代)の販売価格はiPhone 16の発売に伴う変化はなかった。

MM総研 世界のiPhone 15/iPhone SE(第3世代)の販売価格

 国や地域で異なる通貨や価格設定となるが、iPhoneの購入のしやすさを比較するため、iPhone 16の価格が年間の平均所得に占める比率を「iPhone指数」として算出した。日本のiPhone指数は2.74%で、39の国/地域の中では24番目(小さい順)と下位にランクされた。

MM総研 iPhone指数

 2013年発売のiPhone 5s以降のナンバリングモデルについて、日本と米国での発売時価格とiPhone指数をまとめた。日本の価格を見るとiPhone 5sの7万5390円からiPhone 16の12万4800円までで約4万9400円、比率は65.5%上昇した。米国ではiPhone 5sの7万321円からiPhone 16の12万8454円までで約5万8100円、比率は82.7%上昇した。iPhoneシェアとiPhone指数を掛け合わせたところ、日本は所得に対してiPhone購入の金銭的負担が高いがiPhoneの人気が高い国だと分かった。

MM総研 日米の歴代iPhone発売時価格とiPhone指数の推移
MM総研 iPhoneシェア分類×iPhone指数の一覧

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