「AQUOS R10」はAIで半歩先の体験を、「AQUOS wish5」は幅広い世代に訴求 “深化”したシャープのスマホ戦略(2/3 ページ)

» 2025年05月29日 20時00分 公開
[金子麟太郎ITmedia]
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AQUOS wish5は進化した安心と心地よさで、より幅広い世代へ訴求

 AQUOS R10と同時発表のエントリーモデルAQUOS wish5は、これまでの「安心」と「心地よさ」を大幅にアップデートし、コンセプトの完成度を一層高めたモデル。通信事業本部 パーソナル通信事業部 事業部長の川井健氏は、「幅広い世代の人々だけでなく、グローバル市場も意識したモデル」へと進化を遂げたという。

シャープ AQUOS 「つよくてかわいい」というコンセプトをアップデートし、より幅広い世代かつグローバルに受け入れられるようにしたそうだ

安心感を追求し、振るとアラートが鳴る新機能を搭載

 AQUOS wish5では、国内のエントリーモデルとして初めてだというIP69等級の防塵(じん)・防水に対応した。80℃のお湯にも耐えられるため、例えば料理中などお湯を使うシーンでも安心できるという。

シャープ AQUOS 80度のお湯にも耐えられるAQUOS wish5。熱湯を噴射する試験にも耐えられたという

 初めてスマートフォンを持つ“ファーストスマホユーザー”による利用を想定して開発されたのが「振るだけで発動する防犯機能」だ。トラブルに巻き込まれた際、落ち着いてスマートフォンを操作する余裕はないだろう……という気付きから生まれたこの機能。本体を強く振ることで、以下の動作を自動で一連して実行する。

  • 大音量の警告音を発する
  • 事前に登録した連絡先に自動で電話をかける
  • 緊急連絡先への位置情報送信
シャープ AQUOS 子どものスマートフォンでブザーが鳴る(画像=右)と、親のスマートフォンに子どもの居場所がSMSで通知される(画像=左)

 製品発表会では、誤動作しないのか? という懸念点を持つ声も聞かれたが、5秒間連続して振られたかどうかを判断するため、それよりも長短な時間に振られると動作しない他、シャープ通信事業本部パーソナル通信事業部商品企画部課長の清水寛幸氏は、実際にwish5をポケットに入れて走ったとしても誤動作しないことを実演した。

グローバルを意識したディスプレイと豊富なカラー

 AQUOS wish5はグローバル市場を意識したモデルとあって、ディスプレイの大幅な改良と、ユーザーの使いやすさに配慮した進化を遂げた。「先代モデルの『AQUOS wish4』から思い切って採用した6.6型の大画面ディスプレイは、国内市場で大変ご好評をいただいている」そうだ。

 シャープはこのディスプレイをさらに進化させ、以下の改良を加えた。インカメラが収納される水滴型ノッチ部分を、円形にくりぬくパンチホールデザインに変更した。またスクロールなどがより滑らかになる120Hzの高リフレッシュレートに対応。スクロール表示や輝度もアップデートし、「長時間の使用でも目に優しい」仕様に仕上がっている。

シャープ AQUOS パンチホールデザインを新たに採用したAQUOS wish5

 目への優しさへの取り組みの一環として、モリサワの新しいグローバルデザインフォントを搭載。学校の教科書や病院でも採用されている「UD学参丸ゴシックフォント」や、文字が大きく見やすいフォントを採用している。またスマートフォン初心者の人に向けて、かんたんモードを、子どもに向けてはジュニアモードを搭載した。

シャープ AQUOS 「UD学参丸ゴシックフォント」で文章を表示するAQUOS wish5
シャープ AQUOS AQUOS wish5の各ホーム画面。左から順に標準のホーム画面、ジュニアモード、かんたんモード。かんたんモードではアイコンがタイル形式になり、文字もより大きく表示される

 シリーズ最多となる5色のカラーバリエーションもAQUOS wish5の特徴だ。川井氏いわく、「文房具から着想を得た」カラーで、「ポップでありながら落ち着きのある色合いをそろえ、情景がイメージできるような『和の色味』にこだわっている」そうだ。

シャープ AQUOS 文房具から着想を得たAQUOS wish5のデザイン

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