3COINSで3850円の「3in1コンパクトワイヤレスチャージャー」を試す 持ち運べるのにiPhoneとApple Watchとイヤフォンを同時充電(2/2 ページ)

» 2025年10月27日 12時00分 公開
[ITmedia]
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iPhoneは問題なく充電可能だが、他のスマートフォンでは注意が必要

 まずは試しにiPhone 16を充電してみる。しっかりとマグネットで吸着しているので、縦置きでも横置きでも充電台から落ちることはなく、ちょっとやそっとの力で取れてしまうということもなかった。iPhoneにMagSafe対応のケースを装着していても問題ない。

縦置き 縦置きで落ちることはない
横置き 横置きでも落ちることはない
落ちない 吸着させた状態部iPhone 16のみをつかんでも、3in1コンパクトワイヤレスチャージャーが落ちることはなかった
7〜9W 7〜9Wで充電している
ケースを装着している状態 MagSafe対応ケースを装着していても、充電できる

 では、MagSafe充電用ケースを装着したAndroidスマートフォンを充電することはできるだろうか。

Galaxy S25 Galaxy S25にMagSafe充電機能を追加するケースを装着

 ケースの問題かと思うが、継続した充電を行うことはできなかった。頻繁に途切れてしまう。むしろ、5Wワイヤレス充電モジュールで充電した方が安定し、なぜか9Wで出力された。ワイヤレス充電に対応したスマートフォンなら、ケースを外した後に、このような方法で充電する方が良いだろう。

0W 充電できたりできなかったりして、充電開始時に点滅し始めたナイトランプが、充電が途切れている間は点灯している
ワイヤレス充電台で充電 あまりにも不安定なので、ケースを外してからワイヤレス充電台に置いたところ、安定的に充電するようになった
MagSafe充電台でも充電 MagSafe充電モジュールも一般的なワイヤレス充電に対応しているが、MagSafeに対応していないAndroidスマートフォンでは、充電速度が比較的緩やかだ

 次に、iPhone 16とワイヤレスイヤフォンの2台同時充電を試した。こちらも問題なく充電することができた。

問題なく充電できている ワイヤレスイヤフォンのケースのインジケーターLEDが点滅していることから、iPhone 16と同時に充電できていることが分かる。iPhone 16のバッテリー残量が90%近いこともあり、2台同時で最大13W出力であった

 ナイトランプは、充電時の異物検出アラートにもなっているという。いずれかのワイヤレス充電モジュールと充電対象の端末との間に異物を検出すると“点滅する”という。というわけで、充電を正常に行っている場合と、異物を挟み込ませた場合とで、点滅に違いが見られるかを検証してみた。

正常に充電している場合と、異物を挟み込ませた場合のナイトランプの点滅の違い。何度か試したが、変わりがないように見えた

 ワイヤレス充電台でも同様の検証を行ったのだが、いずれも残念ながら、違いが分からなかった。

 最新のQi2 25Wに対応していないばかりか、Qi認証も取得していない製品ではあるが、手軽に持ち運べるサイズであること、Apple Watchユーザーであれば同時に3台をコンパクトなフットプリントで充電できることなどから、使い勝手は良好だ。台座部分に仕込んでいるライトは、ベッドサイドで重宝しそうだ。

 充電ケーブル、コンパクトなAC充電器、そして3in1コンパクトワイヤレスチャージャーをいつもバッグに入れておけば、スペースを取ることなく、いつもの充電ライフを送れることだろう。

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