冬場の外出や通勤、散歩、屋外作業で活躍する使い捨てカイロ。手軽な暖かさは魅力だが、環境負荷やランニングコストが気になることもある。そこで注目したいのが、充電式カイロだ。
昔ながらのベンジンなどを使ったカイロもあるが、管理のしやすさや手軽さを考えると、USB充電式に分がある。今回紹介する「充電式カイロ Varlea」も充電式で繰り返し使える電子カイロとして設計され、手軽さと実用性を両立している。
充電式カイロ Varleaは、2つの本体がセットになっている。本体は非常にコンパクトで、重さは1つあたり約60g。2つ合わせても約120gと軽量だ。ポケットやカバンに入れても邪魔にならず、外出時の携帯性は高い。ボタンを押すとわずか数秒で発熱し、すぐに暖かさを感じられる点もストレスが少ない。温度調節は低温(40〜45℃)/中温(45〜50℃)/高温(50〜55℃)の3モードがあり、寒さに応じて使い分けられる。
1つあたり4000mAhバッテリーを搭載し、低温モードでは8〜10時間の連続使用が可能だ。2個セット構成のため、両手で同時に使ったり、1つずつ分けて使ったりできるのも実用性が高い。
1つずつ使用すれば、最大で約20時間利用できる計算になり、1日中の外出でも十分に対応できる。高温モードでも1つあたり4〜5時間使用でき、通勤・通学や散歩、屋外でのちょっとした作業にも安心して持ち出せる。使い捨てカイロに比べてコストパフォーマンスが高く、エコな選択肢といえる。
2個セットの構成で、2つを合体して持ち運ぶことも可能だが、単に連結するだけの仕組みで、2つが連動して動作するわけではない。発熱は表側のみだが、2つを重ねることで両面を温かくすることも可能。ただし、その分かさ張るので、1つずつをポケットに入れて使う方が実用的だろう。
安全面では、過熱防止や過充電防止など、複数の保護機能が搭載されている。素材はABS樹脂を基調としているため、肌触りや耐久性のバランスも悪くない。ただし、バッテリーを搭載していることもあり、落下や衝撃には注意したい。カバーやポーチと併用するのが無難だろう。製品にはポーチが1つ付属するが、分離して使うことを考えると2つ欲しかったところだ。
日常的な寒さ対策として、使い捨てカイロ以上のメリットを求めるユーザーに対して、Varleaの充電式カイロは十分に実用的だ。3段階の温度調節や急速発熱、長時間の駆動時間など、使い勝手のよさが光る。
同クラスの製品と比較しても、価格帯と性能のバランスがよく、初めての充電式カイロとして選びやすい選択肢といえそうだ。耐久性に関しては使い込んでみないと分からない部分もあるが、この価格帯であれば「1シーズンしっかり使えれば十分」と割り切ってしまうのもありだろう。
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