楽天モバイルのルーター「Rakuten WiFi Pocket 5G」レビュー:通信速度はどう? 他社のeSIMで使う方法も解説(1/2 ページ)

» 2026年03月27日 15時51分 公開
[シムラボITmedia]
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 楽天モバイルは3月3日にモバイルルーター「Rakuten WiFi Pocket 5G」を発売しました。プラチナバンドに加えて5Gにも対応し、先代モデルからバッテリー容量も増えました。今回、楽天モバイルから実機を借りる機会を得たのでレビューしました。

Rakuten WiFi Pocket 5G 楽天モバイルの5G対応ルーター「Rakuten WiFi Pocket 5G」

Rakuten WiFi Pocket 5Gの価格とスペック 先代モデルとの違いは?

 楽天モバイルで発売されるモバイルルーター「Rakuten WiFi Pocket 5G」の通常価格は1万6800円です。一部の対象者は先行キャンペーンにより楽天モバイルの契約とセットなら一括1円で購入できました。現在はキャンペーンによって、楽天モバイルに申し込むと2990円で購入できます。

 Rakuten WiFi Pocket 5Gのスペックは以下の通りです。

  • 本体サイズ:約114.3(幅)×72.1(高さ)×16.9(奥行き)mm
  • 色:ホワイト
  • 重さ:約177g
  • バッテリー容量:4000mAh
  • 連続待受時間:約360時間
  • 連続通信時間:約10時間(LTE)、約9時間(5G)
  • 最大接続台数:24台
  • SIMタイプ:eSIM
  • USB端子:USB Type-C
  • 付属品:クイックスタートガイド、無線LAN初期設定シール

 先代モデル「Rakuten WiFi Pocket Platinum」と比較すると、バッテリー容量が2440mAhから4000mAhに増え、公称値の連続待受時間も約260時間から約360時間に長くなりました。その分サイズが一回り大きくなり、重量も103gから177gに重くなっています。

Rakuten WiFi Pocket 5G 本体は先代より大きくなったが、画面サイズは1.4型のまま
Rakuten WiFi Pocket 5G 本体の上部には電源ボタンとWPSボタンがある
Rakuten WiFi Pocket 5G 本体底部はUSB Type-Cの端子のみ。eSIM専用機のため、SIMスロットはない

別売りのクレードルで固定回線にも最適

 Rakuten WiFi Pocket 5Gは別売りでクレードルも販売しています(税込み3880円)。クレードルを充電器につないでおけば、利用後に本体をクレードルに差すだけで充電が可能です。

Rakuten WiFi Pocket 5G Rakuten WiFi Pocket 5Gには専用クレードルがあるのがうれしい。自宅で固定回線として使うのにも最適だ

 クレードルはRakuten WiFi Pocket 5Gを固定回線として使う場合にもオススメです。据え置き時の安定感が増し、インテリアにもなじみやすくなります。

 楽天モバイルの最強プランはデータをどれだけ使っても月額料金は3278円で、初期費用や工事費もかからず、自宅に届いたらすぐにネットが使えます。光回線ほどの速度は出ませんが、1人暮らしや、それほど部屋数が多くない住居なら十分でしょう。これから引っ越しシーズンを迎えますが、光回線の工事が完了するまでのつなぎとして固定回線代わりにし、開通後はモバイルルーターとして使うのもオススメです。

Rakuten WiFi Pocket 5G クレードル裏面にはLANポートもある。LANケーブルはもちろん、クレードルとルーター本体のUSB端子からでも有線接続ができた

Rakuten WiFi Pocket 5Gを実際に使ってみた 速度はどれくらい?

 筆者も実際にRakuten WiFi Pocket 5Gにスマホ(Google Pixel 8)をつないで使ってみました。スマホをRakuten WiFi Pocket 5GのWi-Fiに接続するには、WPSボタンを押して表示されるQRコードをスマホのカメラで読み取り、表示されたSSIDをタップするだけです。パスワードの入力も不要で、すぐに接続されました。

Rakuten WiFi Pocket 5G 画面に表示されるQRコードを読み取れば簡単に接続が可能。SSIDとパスワードは管理画面から変更できる

 平日の夕方に福岡市天神の5Gエリア内で速度を測定したところ、おおむね40〜70Mbps程度でした。5Gの速度としてはそれほど速くはありませんが、一般的な用途には十分な速度でしょう。

Rakuten WiFi Pocket 5G 平日夕方に福岡市の中心部で測定。5Gの速度としては速いとはいえないが、一般的な用途には十分な速度だ

 また、同じ場所で有線接続したノートPCで速度を測定したところ、こちらは安定して80Mbps以上の速度が出ました。Wi-Fi接続でも十分でしたが、有線でつないだ方が若干速い結果になりました。

Rakuten WiFi Pocket 5G 同じ場所で有線接続したPCで測定すると、安定して80Mbps以上出ていた。速度が遅かったり不安定だったりする場合は、有線接続すると改善する可能性がある

 ちなみに、管理画面から5Gをオフにし、LTEのみでスマホで速度を測定したところ、10〜15Mbpsほどでした。こちらも普段使いには問題のない速度ですが、やはり5Gの方が速度は断然速いようです。ただし、楽天モバイルの5Gエリアはまだ整備されていない場所があり、ほぼLTEのみで通信するエリアで使うなら5G対応の恩恵は受けられません。5Gエリア外で使うならより安く買える4G対応の「Rakuten WiFi Pocket Platinum」を買うのもよいでしょう。

Rakuten WiFi Pocket 5Gの対応バンド 他社のeSIMで使える?

 Rakuten WiFi Pocket 5Gの対応バンドは以下の通りです。

  • 5G:n77/n78
  • LTE:Band1/3/4/7/12/17/18/19/26/28
  • TD-LTE:Band38/41

 対応周波数帯を見ると、楽天モバイル以外にau回線が使う主要な4G/5Gバンドに対応しています。一方、ドコモ回線は主要な4Gバンドには対応しているものの、5Gのn79には非対応です。また、ソフトバンク回線は4GのプラチナバンドであるBand8に非対応です。どちらも全く使えないわけではありませんが、他社SIMで使うならau回線がよいでしょう。

 ただし、Rakuten WiFi Pocket 5GはeSIM専用機です。楽天モバイルで使う場合、回線契約とセットで買えば電源を入れるだけですぐに使えるようにセットアップされて届きます。一方、他社のeSIMを入れる場合はスマホなどでeSIMプロファイルのQRコードの画像を保存し、管理画面からアップロードする必要があり、少々面倒です。

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