ソフトバンクが発売する「Natural AI Phone」を手に取った第一印象としては「デザインに全くこだわりを感じない。ODMのカタログから選んだまんまで出しているのか」というものだった。
この記事は、毎週土曜日に配信されているメールマガジン「石川温のスマホ業界新聞」から、一部を転載したものです。今回の記事は2026年4月18日に配信されたものです。メールマガジン購読(税込み月額550円)の申し込みはこちらから。
ぱっと見のデザインは、カメラ周りがPixel 10っぽさを感じる。ただ、それ以外は特に個性的な意匠があるわけではなく、本当にシンプルで主張が一切ない、割り切ったデザインになっていた。
せっかく一般のユーザーが少なくとも2年間は持ち歩くのだから、もうちょっと「所有していてワクワクする」ようなデザインにして欲しかった。
コンセプトとしてAIに全振りしているのは理解できるが、それにしてはデザインに手を抜きすぎている。
そんななか、発表会から数時間経過したところでSNSがざわついてきた。
なんでも、Natural AI Phoneはちょっと他の機種に比べてカメラの位置が下にあるのだが、それがNothing Phone(3a)と全く一緒の位置にあるという指摘があったのだ。
早速、調べてみると、カメラの位置だけでなく、カメラスペック、側面ボタンの位置、ディスプレイサイズ、バッテリーサイズ、Snapdragon 7S Gen 3など、ほぼ一緒であった。
これにより、どちらも同じODMを使っているものと思われる。
ちなみに、本体側面にあるボタンを押して、画面に表示されているものを調べたり、記憶させておくといった機能も、Natural AI PhoneとNothing Phone(3a)と一緒だ。さすがに、両社ともAIに対しては相当なこだわりがあるため、AIに対するコンセプトまでODMが提案しているとは思えないが、「サブボタンをAIに割り当てて差別化できる」という訴求ぐらいはあったかもしれない。
ひょっとすると「このボタンがあるから両社とも採用した」ということはありそうだ。
ちなみに同じスペックでありながら、Nothing Phone(3a)は4万8900円、Natural AI Phoneは9万3600円と倍近い値段差が生じている。
もちろん、ソフトバンクはMNPなら24回まで月額1円で購入できるなど、9万3600円という値付けはあってないようなものだ。
ただ、同じAIに対するコンセプト、同じスペックでありながら、デザイン的に工夫しているNothing Phone(3a)と何もしていないNatural AI Phoneを比べると、やはり、日常生活でワクワクできるNothing Phone(3a)に手が伸びるというものではないだろうか。
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