「日本通信アプリ」の新バージョン提供開始 FPoS対応で本人確認のセキュリティを強化

» 2026年06月11日 18時34分 公開
[田中聡,ITmedia]

 日本通信は6月11日、日本通信SIMの申し込みやマイページへのアクセスに使う「日本通信アプリ」において、FPoSに対応した新バージョンの提供を開始した。

 FPoSとはFintech Platform over Security Moduleの略で、スマートフォンで安全に通信するために日本通信が開発した独自のプラットフォーム。SIMカードの電子証明書技術と暗号化技術を利用し、本人であることや、本人の意志で操作することなどを担保する。

日本通信アプリ 日本通信のニュースリリース

 新バージョンの日本通信アプリでは、携帯電話不正利用防止法に基づく新規契約時の本人確認や、回線追加時における本人確認などの手続きを安全かつ簡単に行える。

 アプリの利用時は、まずマイナンバーカードの署名検証で身元確認を行い、スマートフォンに認定電子証明書を発行する。その後はプラン選択や支払い情報の入力を経て、電子証明書による本人確認を実施して申し込む。回線を追加する場合も同様の身元確認を行うため、従来に比べて手続きが簡単になるという。

 またアプリの利用者は、従来のIDやパスワードと2段階認証を組み合わせた方法ではなく、スマートフォン内の安全な領域で守られた秘密鍵と電子証明書を使ってマイページへログインする。この方法は簡単でありながらセキュリティを大幅に強化できるという。PCやタブレットなどのブラウザに表示されたQRコードを読み取る方法でもログインが可能だ。

 日本通信は、NTTドコモの音声通信網およびSMS網との相互接続を予定している。この相互接続に基づくネオ・キャリアとしての新サービスは2026年11月24日に開始する予定だ。ネオ・キャリアのサービス開始後は、この認定電子証明書を使って本人確認を行うことで、スムーズに移行できるようにする予定だ。

日本通信アプリ 日本通信SIMへの申し込みや契約情報の確認、変更などが可能な日本通信アプリ。新バージョンでは、よりセキュアに本人確認ができるようになる

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