Google、「Wear OS 7」を「Pixel Watch 2」以降に配信開始 リアルタイム情報表示やバッテリー最大10%改善

» 2026年06月17日 09時49分 公開
[佐藤由紀子,ITmedia]

 米Googleは6月16日(米国時間)、スマートウォッチ向けOSの最新版「Wear OS 7」の配信を開始した。同日、スマートフォン向けの「Android 17」も正式リリースされている。

 wear os (画像:Google)

 Wear OS 7はまず、「Pixel Watch 2」以降のPixel Watchへ順次配信される。筆者のPixel Watch 4もアップデートできた。

 主な新機能は5つ。

手首で最新情報を確認できる「Live Updates」

 スポーツの試合経過やフードデリバリーの到着時刻、ワークアウトの進捗などを、対応アプリからリアルタイムに表示する。

 wear os 2 「Live Updates」(画像:Google)

 ただし、表示されるかどうかは各アプリの対応に依存するため、利用できるかどうかは対応アプリの提供状況次第だ。例えば、公式ブログで例示されたフードデリバリー「Just Eat」は日本では展開していない。

イヤフォンなどの周辺機器との連携強化

 イヤフォンや、今秋登場予定のAndroid XR搭載オーディオグラスなどと連携し、例えばオーディオグラスで撮影した写真をスマートウォッチの画面ですぐ確認できるようになる。また「メディア出力スイッチャー」により、ヘッドフォンやスマートスピーカーなど複数機器の再生コントロールや、再生先の切り替えを手首から操作できる。

 wearos 3 イヤフォンで聴いている音楽の出力先をNest Hubやスマートホンのスピーカーに切り替えられる(画像:Google)

「Gemini Intelligence」への対応

 自然言語でカスタムダッシュボードを作れる「Create My Widget」や、複数ステップの操作を自動実行する機能、GmailやGoogle検索、チャット履歴などを参照する「Personal Intelligence」がスマートウォッチ上でも使えるようになる。

 ただし、これらは「今年後半」に、対象機種限定での提供とされており、日本での提供時期や対応範囲については不明だ(Android 17でのGemini Intelligenceは「今夏」の提供予定となっている)。

バッテリー持続時間の改善

 Wear OS 6からアップデートした場合、バッテリー持続時間が平均的な利用で最大10%向上するという。

安全機能

 転倒検知、脈拍消失検知、自動車事故検知がAndroid 17の「Emergency Sharing」と統合された。Pixel端末またはPixel Watchで強い転倒や脈拍の消失、重大な自動車事故を検知すると、緊急連絡先へ自動で通知する。利用にはPixel端末と「Pixel Watch」のBluetooth接続が必要で、脈拍消失検知はPixel Watch 3/4、車の衝突検知はPixel Watch 2/3/4が対象。(日本で全機能が利用できるかは本稿執筆現在では明確になっていない)。

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